2006年08月05日

小説「ダ・ヴィンチ・コード」

小説「ダ・ヴィンチ・コード」文庫本三冊
 
6月に読んだ本ですが簡単に感想を書いておきます。

映画を観てから原作を読みました。
映画と小説では描こうとしてる視点にズレを感じました。

暗号学者と暗号解読の専門家を追う「色素欠乏症の男」に魅力を感じました。
映画では化け物のようにしか見えなかったのですが、原作では彼にとても
感情移入できました。
彼の中では、とても純粋な思いで行動していた訳ですから。
映画は観ていても、誰に感情移入したらいいの?という感じでした。
原作で彼が死んでしまうシーンは、とても哀れを感じました。

ありとあらゆる知識を駆使した、ジグゾーパズルのような謎解きの話。
原作では、作者のこれでもか!という勢いを感じましたが、某集団が秘密保持の
為とはいえ何でここまで面倒な手続き踏ませるのか、と感じたのも確かです。



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6月観て書きそびれていた演劇公演7本

書く時間がなかなかとれないので、観ておきながら書いてないことがいっぱいあり
気になってしょうがないので、簡単にですが書き留めておきます。

<演劇>
☆「和宮様御留(かずのみやさまおとめ)」@新橋演舞場 3階席にて
  原作:有吉佐和子 脚色:加納幸和 演出:竹邑類 

以前、劇団・花組芝居の公演で観たことがある演目で好きな話です。

幕末の頃、公武合体の口実になるための皇女和宮は徳川家茂へ嫁ぐことになります。
これは史実ですが、有吉佐和子の小説では(読んでいませんが)いやがる和宮の
ため、お付きの者たちが画策して別人を和宮に仕立てて本物と入れ替えをしたという
物語に仕立てています。
とても良くできた話で説得力があり、これが史実ではないのか?と思うくらいです。
今回は加納幸和さんの脚本を使い、加納さん以下花組芝居メンバーも多数出演
でしたので観に行きました。

和宮の身代わりにされる少女フキ役は植本潤さん。つまり女形です。
女形の植本さんが観たかったのです(#^_^#)
公演そのものは新橋演舞場という大舞台のせいか、大味な感じがしました。

☆ 劇団四季「ライオンキング」@四季劇場・春

数回観たことのある公演ですが、友人夫妻に誘われて今回初めて1階S席で
観ました。チケット取るのは私の仕事です(^◇^;)
さすがに1階は迫力がありました。
良くできてるミュージカルですが、私個人的には子供向けに思えて今後もお誘いが
無ければ観に行かないと思います。

☆ 演劇集団キャラメルボックス公演「俺たちは志士じゃない」
    作:成井豊+真柴あずき  演出:マキノノゾミ

以前観たことのある公演です。
昔は好きで観ていた劇団ですが、今は好きとは言えなくなっています。
楽しんでもらおうと思っての演出が、私にはハナについて客にこびるような子供っぽい
演出に見えてしまうからです。
幕末を舞台にした物語。
今回演出のマキノノゾミさんは、劇団外の方。そのせいか、かなりすっりと安心して
観ていられました。

☆ 加藤健一事務所「木の皿」
作:エドマンド・モリス  演出:久世竜之介

老いをテーマにした物語。木の皿というのは老人が食事の時、普通の皿だと落として
割ってしまうので木の皿にしているというところから来ています。
年老いた父を、悩み考えた末老人ホームに入れようとする息子夫婦。
それに反発する父(加藤健一)。
誰もが避けられない問題を扱った物語。
私のも認知症の身内がいるので切実な話です。切実すぎて涙も出ませんでした。


☆劇団四季・東京「キャッツ」18回目@ キャッツ・シアター
  大好きなミストフェリーズは、大好きな蔡暁強さんでした。
  こればっかりですね、私。

☆ 「夢の痂(かさぶた)」@新国立劇場・小ホール
作:井上ひさし 演出:栗山民也

戦後日本の物語。
もっと短くなるだろうに、と思うくらい長かったです。

☆ 「ウィー・トーマス」@パルコ劇場
作:マーティン・マクドナー  演出:長塚圭史

留守中のテロリストの男がかわいがっていた、猫のトーマスが死んだ。
このことが知れたら何をされるかわからないと、焦る父親と青年。

ホラー・コメディーという分類になるらしい。
舞台上にバラバラになった血まみれの死体(もちろん人形)は登場するし、この
公演を見てゲラゲラ笑える西洋人はやっぱり肉食人種なんだなあと、思いました。
posted by みどり at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする