2006年08月06日

映画「ゲド戦記」

映画「ゲド戦記」


映画「ゲド戦記」@MOVIX(ムービックス)亀有
  原作:アーシュラ・K.ル=グウィン
  原案:宮崎駿  監督:宮崎吾朗


関東圏は暑いです。
午前中庭の草刈りをしたら、1時間ちょっとでへとへとになりました。

8月2日(水) うわさの「ゲド戦記」を観てきました。
原作を知らないのですが、ル=グウィンはSF作家としても有名な人らしいです。
全5巻+別巻1の計6巻の長編ファンタジーです。

ジブリから作品をアニメ化したいと、作家に申し入れたら最初は断られたそうですが
「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞を取ったら、気が変わったらしく作家の方から
アニメ化してくれと申し入れがあったそうです。

観るまで知らなかったのですが、今回アニメ化されたのは
原作のシリーズの1巻目ではなくて、第3巻目の物語をメインしてあるのだそうです。


少年アレンは国を一人で飛び出したところを、謎の魔法使いハイタカ(本当の名は
ゲド)と出会います。
アレンの心の中には「影」があり、彼はこれにおびえている様子。
二人はハイタカの知り合い、テナーもとに一時身を寄せます。そこには少女テルー
もいて自暴自棄のアレンをひどく嫌います。
クモと呼ばれるもう一人の魔法使い。
やがてクモと、ハイタカ、アレンたちは対決することになります。


絵はきれいだし、見せ方の迫力はあるし、さすがジブリ!と思わせます。
ハイタカの声は渋みのある菅原文太で、これが実にぴったり。
しかし・・・みていてちょっと退屈なのです。
見終わると、壮大雄大な物語を見たな、とおもうのですが。

アレンは実はある国の王子で、父王を剣で刺して国を飛び出しています。
このアレンがアニメでは主人公となっています。
でもいきなり冒頭で父を刺した場面を見せられて、これが主人公ですといわれても
気持ちが乗れないよ、と感じました。
このあたりの展開は原作と違っているようです。


途中から出てくる、もう一人の魔法使いクモ。
彼とゲドはかつて、一悶着あったらしいことがわかりますが、そっちの方が見たかった
なと思いました。
このあたりの詳しいことは1巻目、2巻目で描かれているのでしょう。

そして気になるのはこのクモの声が田中祐子だと言うこと。
はじめ女性かと思ったら、自分のことを「俺」と言っているしよく見れば胸はぺったんこ。
ジブリ作品では女性キャラクターの胸は少女でさえかなり豊満(#^_^#)なので、クモは
男性とやっとわかりました。
わかってからなおさら田中祐子の声は、見ている間中違和感を感じました。

TVでもながれている歌「テルーの唄」あれはいいですね。
ぼそぼそっと歌っているようだけど、妙に癒される感じで。
少女テナーの声も担当した、手嶌葵さんが歌っているそうです。



posted by みどり at 16:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

小説「ダ・ヴィンチ・コード」

小説「ダ・ヴィンチ・コード」文庫本三冊
 
6月に読んだ本ですが簡単に感想を書いておきます。

映画を観てから原作を読みました。
映画と小説では描こうとしてる視点にズレを感じました。

暗号学者と暗号解読の専門家を追う「色素欠乏症の男」に魅力を感じました。
映画では化け物のようにしか見えなかったのですが、原作では彼にとても
感情移入できました。
彼の中では、とても純粋な思いで行動していた訳ですから。
映画は観ていても、誰に感情移入したらいいの?という感じでした。
原作で彼が死んでしまうシーンは、とても哀れを感じました。

ありとあらゆる知識を駆使した、ジグゾーパズルのような謎解きの話。
原作では、作者のこれでもか!という勢いを感じましたが、某集団が秘密保持の
為とはいえ何でここまで面倒な手続き踏ませるのか、と感じたのも確かです。



posted by みどり at 15:58| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月観て書きそびれていた演劇公演7本

書く時間がなかなかとれないので、観ておきながら書いてないことがいっぱいあり
気になってしょうがないので、簡単にですが書き留めておきます。

<演劇>
☆「和宮様御留(かずのみやさまおとめ)」@新橋演舞場 3階席にて
  原作:有吉佐和子 脚色:加納幸和 演出:竹邑類 

以前、劇団・花組芝居の公演で観たことがある演目で好きな話です。

幕末の頃、公武合体の口実になるための皇女和宮は徳川家茂へ嫁ぐことになります。
これは史実ですが、有吉佐和子の小説では(読んでいませんが)いやがる和宮の
ため、お付きの者たちが画策して別人を和宮に仕立てて本物と入れ替えをしたという
物語に仕立てています。
とても良くできた話で説得力があり、これが史実ではないのか?と思うくらいです。
今回は加納幸和さんの脚本を使い、加納さん以下花組芝居メンバーも多数出演
でしたので観に行きました。

和宮の身代わりにされる少女フキ役は植本潤さん。つまり女形です。
女形の植本さんが観たかったのです(#^_^#)
公演そのものは新橋演舞場という大舞台のせいか、大味な感じがしました。

☆ 劇団四季「ライオンキング」@四季劇場・春

数回観たことのある公演ですが、友人夫妻に誘われて今回初めて1階S席で
観ました。チケット取るのは私の仕事です(^◇^;)
さすがに1階は迫力がありました。
良くできてるミュージカルですが、私個人的には子供向けに思えて今後もお誘いが
無ければ観に行かないと思います。

☆ 演劇集団キャラメルボックス公演「俺たちは志士じゃない」
    作:成井豊+真柴あずき  演出:マキノノゾミ

以前観たことのある公演です。
昔は好きで観ていた劇団ですが、今は好きとは言えなくなっています。
楽しんでもらおうと思っての演出が、私にはハナについて客にこびるような子供っぽい
演出に見えてしまうからです。
幕末を舞台にした物語。
今回演出のマキノノゾミさんは、劇団外の方。そのせいか、かなりすっりと安心して
観ていられました。

☆ 加藤健一事務所「木の皿」
作:エドマンド・モリス  演出:久世竜之介

老いをテーマにした物語。木の皿というのは老人が食事の時、普通の皿だと落として
割ってしまうので木の皿にしているというところから来ています。
年老いた父を、悩み考えた末老人ホームに入れようとする息子夫婦。
それに反発する父(加藤健一)。
誰もが避けられない問題を扱った物語。
私のも認知症の身内がいるので切実な話です。切実すぎて涙も出ませんでした。


☆劇団四季・東京「キャッツ」18回目@ キャッツ・シアター
  大好きなミストフェリーズは、大好きな蔡暁強さんでした。
  こればっかりですね、私。

☆ 「夢の痂(かさぶた)」@新国立劇場・小ホール
作:井上ひさし 演出:栗山民也

戦後日本の物語。
もっと短くなるだろうに、と思うくらい長かったです。

☆ 「ウィー・トーマス」@パルコ劇場
作:マーティン・マクドナー  演出:長塚圭史

留守中のテロリストの男がかわいがっていた、猫のトーマスが死んだ。
このことが知れたら何をされるかわからないと、焦る父親と青年。

ホラー・コメディーという分類になるらしい。
舞台上にバラバラになった血まみれの死体(もちろん人形)は登場するし、この
公演を見てゲラゲラ笑える西洋人はやっぱり肉食人種なんだなあと、思いました。
posted by みどり at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

映画「間宮兄弟」

映画「間宮兄弟」


映画「間宮兄弟」@恵比寿ガーデンシネマ
  脚本・監督:森田芳光  原作:江國香織 
  出演:佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、他

7月4日(水)ですが、佐々木蔵之介さん見たさに観に行っています。
佐々木蔵之介さんは、今は解散した劇団「惑星ピスタチオ」に出演していた頃
ファンでよく公演を観に行っていました。
話はSFファンタジー。
全身であらゆる物体を表現してしまうマイム風の演出がおもしろい劇団でした。
劇団メンバーの中では体が一番大きいので、大人っぽい、男っぽい役をやることが
多かったようです。小学生の番長役とか(^◇^;)
そのせいか佐々木さんは年をとったはずの今の方が、若くかわいく見えるので不思議な
かんじがします。



兄の間宮明信(佐々木蔵之介)と弟の間宮徹信(塚地武雅)。
長身ハンサムの佐々木蔵之介さんと、コロコロッとした塚地さん。
こんなに体型の違う兄弟いないだろー、とつっこみ入れたくなりますがフィクション
ですもの許します。

静岡の親元離れ、東京で兄弟仲良く2人暮らし。
兄はビール会社の製品開発担当者。弟は小学校の用務員
これと言って取り柄はないけど、まじめなごく普通の社会人。
ケンカすることもなく、仲良くTVで野球観戦にビデオ鑑賞。
家の中はきれいに整理整頓が行き届いていて、家事も分担してるらしい。
そんな2人もお年頃(?)、やっぱり彼女はほしい。

でもどうやったらできるのか?
なんと言って誘ったらいいか・・・下心見え見えではまずいし。
異性には奥手の2人が考えたのが「カレーパーティ」と称して、お目当ての女性を
家に招待しようというもの。
実に健全です(^^)
しかもカレーはお手製(兄の担当で)
兄は行きつけのビデオショップの店員の女の子を、弟は務めている学校の
先生を招待しようと計画します。
果たして、2人に「恋人」はできるのか?


これと言った大事件が起こるわけでもなく(それなりの小事件はありますが)
のんびり、ふわふわした兄弟の生活が描かれています。
私は一人っ子なので、きょうだいのいる感覚というのが全くわからないのですが
父や母の兄弟や、友人知人のきょうだい関係を目にすると大人になると何かと
もめ事があり、仲が悪かったり疎遠になったりと言うことが多いような気がしていました。
なので、30過ぎてこんなに仲のいい兄弟というのがとても不思議にみえ、これも
ある種のファンタジー映画なのだな、という気がしてきました。
きょうだいのいる方がこの映画を観るとどう感じるのか気になります。

2人の持ってる時間は映画を観ていると、やけに長い感じがします。
たとえば会社勤めの人間が夜、家に帰ってきてからゆっくりビデオ観たりあれこれ
家の中の後片付けしたりできるかなあ、と言うことです。
私など疲れてバタンキュー状態なのに。

2人の住んでいる部屋の一室は、壁一面が棚になっていて、本や小物が整理整頓
されていて実にきれい。
なかなか整理できなくて、いろんなものがあちこちに積まれている私の家の中・・・・
間宮兄弟の壁一面棚があるあの部屋、ああいうのがまさに理想です。
あんな部屋がほしいです、ほんとに。

映画は前半わりと淡々と進行していくので、後半になると観ていて、どこでこの映画
は終わるんだろう?どこで終わっても不思議じゃないなと気になりながら観ていました。


佐々木蔵之介さんがお目当てで行ったのですが、弟役の塚地さんがとてもいい味
出していました。
このお二人はなかなかの名コンビですね。



posted by みどり at 03:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年観劇旅行記顛末記 その1

一人で旅行するのは、たいてい年に一度夏にすることが多いです。
臆病者なので、昔は一人で旅行なんて絶対できないと思っていたのですが、2001年
に大阪の劇団維新派の、奈良県・室生村での野外劇見たさに一人で千葉県から
観に行ってからなんだ簡単じゃないか、と思うようになりました。

今年の一人旅は、大阪梅田芸術劇場での維新派公演見たさに関西へ出かけました。

そのあたりのことを、少し書き留めておきたいと思います。

7月に維新派公演「ナツノトビラ」があると初めて知ったのは今年の2月末、劇団から
の優先予約のお知らせメールがあったからでした。
公演日は7月14日から17日とのこと。
16日の昼公演のみ、アフタートークがあるので、ならば行くのは絶対16日!

7月15日夜に東京から夜行バスで出発。
16日に大阪で劇団維新派公演「ナツノトビラ」を見て、せっかくなので宝塚市を回って17日
宝塚歌劇花組公演「ファントム」を観てからその日のうちに関東圏へ帰る
計画を立てました


☆7月16日(土)
この日は夕方からの劇団四季「キャッツ」のチケットを半年以上も前から取って
いました。
無駄するわけにはいきません。
午後から旅行の時だけ使ってるピンク(すっかり色あせてますが)のリュックを担いで
出かけました。
向かう先はまずは東京のキャッツ・シアター。
もうここから、今回の観劇旅行は始まっています。

今の東京公演通算20回目になる「キャッツ」を2階席で観劇。
大好きはミストフェリーズは、大好きな蔡暁強さん。
この日、会場にいた方のおしゃべりがふと耳に入ってきました。
「列車のシーンになると、途中でミストフェリーズがいなくなってるから、次のシーンの
準備してるんだなって、思った♪」と、言ってるではありませんか。
ミストフェリーズが大好きだけど、そんなこと今まで気がつきませんでした。
次回確認しておこう。

満足して会場を出て、東京駅へ。
頂上麺」という中華のお店へ行って、ちょっと高いけど旅立ち前の景気づけに
1400円のフカヒレラーメンで夕飯の代わり。
以前行ったときは醤油味を食べたので、この日は塩味にしてみました。
薬味代わりにセロリの刻んだ物が少し入っていて、塩味とぴったり合ってます。
トイレへ行って、顔を洗って、歯も磨いて夜行バス乗り場へ。

東京駅発、大阪駅行きの夜行バスは10時15分に出発しました。
夜行バスは、両側の窓側と真ん中の3列に座席が並んでいて後ろにも倒せます。
毛布もセットされているし、車内にトイレもあるので狭いながらも不自由しません。

料金格安の「青春ドリーム号」という夜行バスもありますが、これはごく普通の
乗り合いバスを使っているので車内は狭く、見ず知らずの方と隣同士で一晩乗って
いることになるので、とっても疲れます。(今回は片道8910円)
京都駅〜東京駅間5千円という値段に惹かれて一度利用しましたが懲りました(T.T)
おすすめしません。


☆7月16日(日)
明け方5時前でしょうか、車内アナウンスがありました。
ねぼけた頭に聞こえてくるのは、どこかの道路で事故があったので別の道を使うので
大阪到着が遅れますとのこと。

7時、大阪駅前到着。大阪はいい天気でした。

夜行バス


さてさて、まずはどこかで腹ごしらえをしたいんだけど・・・・。
と、思いつつ最初の目標・四天王寺(してんのうじ)へ向かうことにしました。
天王寺駅へ向かうつもりでJR大阪環状線の乗ると、途中の京橋駅止まり。
いったん京橋駅で下車しましたが、運良く目の前に立ち食いそばの店があるでは
ないですか(^。^)
おろしうどん、温泉卵入りで朝食です。

天王寺駅は、以前大阪へ行ったときも一度行ったことのある駅なので少し勝手が
わかります。
前回はここから浪速(なにわ)のランドマーク・通天閣へ行ってみたのです。
今回は、四天王寺へ歩いていくことにしました。

四天王寺・五重塔
8時半頃、初めての四天王寺につきました。
四天王寺は約1400年前の593年(推古天皇元年)に、聖徳太子が建立された
そうです。
敷地内はかなり広く、聖徳太子がお話をされたという講堂・このお寺のご本尊の
救世観世音菩薩様が安置されている金堂・五重塔、宝物殿、日本庭園など
せっかく来たのなら観ておきたいところばかり。

四天王寺・北鐘堂

画像は「北鐘堂」です。形がとてもおもしろいと思いました。
1時間ほど見て回るつもりが、あそこも観たいここもみたいで、結局気がついたら
11時を過ぎてしまいました。2時間半もかかってしまいました。

午後からは維新派の公演を観るのですが、その前にもう一カ所よってみたいところ
があったのです。
見て回る時間があるかどうか・・・と、思いつつも「大阪市立美術館」へ向かいました。

大阪市立美術館


幸い、四天王寺からは思ったより近く、歩いて約30分ほどで美術館へ到着しました。
7月15日から開催されていたプラド美術館展は、その前までは東京で開催されて
いて、東京展の時一度観ていたのですが是非もう一度みたいと思いよってみました。
絵を見たいのももちろんですが、同じ作品を違う会場ではどういう配置で展示される
のか、それに一番興味がありました。
展覧会の感想はこちらにまとめてありますのでご覧ください。


思ったより混んでいなかったので、スムースに観ることができて楽でした。
もったいないですが約30分ほど会場内を観てから次の目的地・梅田芸術劇場へ
向かいました。

長くなりましたので、この後のことはまた後日ご紹介します。
posted by みどり at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

みどり画廊「月の夜」

みどり画廊「月の夜」

「みどり画廊」二度目の開店です。
知らない方にご説明しますと、みどり画廊というのは私が描いた絵を大胆不敵(?)
恥知らずにも紹介してしまうことです。

最近・・・とはいっても取りかかったのはもう去年・・・下書きをしたのは一昨年だった
ような気もします(^_^;
とにかく去年から今年の初めまで、家庭内のごたごたがありなかなか仕上げられず
ようやく最近これで「完成」とした作品です。

以前アパート借りて一人暮らしをしていたのですが、その近くからほんとにこれと
同じ景色が見えたものです。
実際に見た月夜はとてもとてもきれいでした。

画材は和紙と岩絵の具。
大きさは横約53センチ、縦約45センチです。

秋に、今いってる日本画教室と、別の教室の方たちとグループ展をやります。
ふたつの教室の先生が同じ方なので、この合同展が実現しました。

新作が描けて出品できるといいのですが、時間がないのでこの作品と、過去に
描いた物2作、合計3作を出す予定です。

これも折を見て、こそこそっとご紹介します(^^ゞ

posted by みどり at 07:20| Comment(3) | TrackBack(0) | みどり画廊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする