2006年06月13日

大駱駝艦公演「魂戯れ(たまざれ)」

大駱駝艦公演「魂戯れ」



大駱駝艦公演「魂戯れ(たまざれ)」@ 吉祥寺 前進座劇場
 振鋳・演出・美術:麿赤兒  出演:麿赤兒、他

5月19日(金)に観に行っています。
始めていく前進座劇場。最寄りの吉祥寺駅からは結構離れています。チラシでは
駅から徒歩約10分と書いてあったけれど、私の足では20分近くかかりました。

前進座劇場の中に入ってみると、会場内は銀座の歌舞伎座そっくり。
歌舞伎座を小型化したような感じでした。

舞踏集団の大駱駝艦。今回の公演も、はっきりわかるストーリィがあるわけ
ではありませんが、迫力だけはすごかったです。

会場内で配布される大駱駝艦発行の「激しい季節」という新聞みたいなものが
よみごたえたっぷり。
大駱駝艦のことや、公演の済んだ他の艦員の単独公演のこと、大駱駝艦付属の
舞踏学校「無人塾」のこのなどが紹介されています。
ここでの麿へのインタビューで「魂戯れ」のことを語っていますが「肉体から
離れた魂みたいなもの(中略)そういう魂だけがゆらゆらしてるように見せるには
どうしからいいか」というのが、内容を理解する助けになりそうでした。

会場で渡された簡単なパンフレットでの場面表題です。
1.時守りのお婆
2.虚空にて
3.いづこより来て
4.いづこに参る
5.何者ぞ
6.川のほとり
7.箱抜け娘
8.だまって働く
9.秘めずが花
10.冬模様
11.フィナーレ


冒頭は麿さんと、もう一人がぼさぼさ頭の亡霊のような全く同じ姿で登場してきます。
二人の動きはまるで鏡で映したようで、見てるとなんだか不思議な感覚になって
きました。
「だまって働く」では一人のごく普通のサラリーマンのような男が登場。
何をするわけではないけれど、平凡すぎるサラリーマン。
携帯電話の着信メロディは映画「大脱走」のメインテーマ。
全身白塗り、ほとんど裸の出演者の中で、この人物はかなり異様。
混沌の社会の中で、雨が降ろうが槍が降ろうが働くサラリーマンこそ、不思議な
存在と言いたかったのでしょうか。あくまでも私が感じたことですが。

他の場面で強烈だったのは、女性三人が登場する場面。
こちらもほぼ全裸で、全身白塗りで、長い黒髪(カツラでしょう)。長い髭までつけて。
顔も白塗りなので、人物の判別がほとんどできません。
腰のところに、その何というか女性になくて男性にしかないモノ、それをかなり
誇張した黒いモノをつけているのです。(とてもはっきりとは書けません)
ご丁寧に錦織の布地でリボン結びの飾りまでつけて。
その姿を見せつけるかのように、のっしのっしという感じで歩き回る。
両性具有の三美神はあまりにもすごすぎました。

舞台上にいたのは魂の集まりなのか、亡者たちの競演なのかよくわかりませんでした
が、すごいエネルギーの固まりをドンと受け取ってしまったような感じで会場を
後にしました。

余談です。
早めに劇場に着きそうだったので、劇場近くにあった古書店に入ってみる。
映画・美術系の雑誌もきちんと整理して並べてあるのですごいなあと思い、物色。
映画雑誌でロード・オブ・ザ・リングか、この映画に出演したイライジャ・ウッド君の
特集記事があるものがあればほしいな・・・と思って探すと、ありました。
かなり美品の「ロードショー」2002年7月号。
別冊付録にイライジャ・ウッド写真集つき。定価700円のところ、なんと300円。
この本は持っていなかったので「買い」です。
私がよく行く神保町の古書店街だと、この手のちゃんと付録までついた雑誌は
定価どおりか、美品だと定価以上の値段がついています。
こちらの古書店の安さにはびっくりしました。











posted by みどり at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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