2006年06月11日

梅原龍三郎展

梅原龍三郎展


梅原龍三郎展@東京 日本橋・三越本店 新館7階ギャラリー
 5月16日〜5月28日まで

5月17日(水)仕事帰りに観に行っています。
大胆な色遣いと筆遣いの、梅原龍三郎(1888-1986)。
個人的な好みから言いますと私は、繊細にかかれた絵が好きなので梅原龍三郎
の絵は昔から大の苦手なのです。
でも実物を目の当たりに見られる機会があるなら、観に行くことは苦ではありません。

鏡に映った自分の鏡像の上に、そのまま油絵の具をのせて描いてしまった自画像
がありましたが、なんて大胆。
その気持ち何となくわかります。この方法なら下書きがいりませんから。
巨匠・梅原龍三郎は遊び心たっぷりの人だったのですね。
思わず笑いそうになりました。

絵を見るとかなり素早い筆運びだったようですが、きっと見たこと、描きたいと思った
ものを一刻も早く絵の上に表現したかったのでしょうね。

今回の展覧会を見て、梅原龍三郎の絵が好きになったわけではありませんが
以前よりは親しみを持って、見られるようになった気がします。


posted by みどり at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

唐組公演「紙芝居の絵の町で」


唐組公演「紙芝居の絵の町で」



唐組公演「紙芝居の絵の町で」 @ 東京 新宿・花園神社境内 紅テント
  作・演出・出演:唐十郎  出演:稲荷卓央、辻孝彦、藤井由紀、他
  この後、6月11日(日)、17日(土)、18日(日)の三日間花園神社での公演あり。

5月13日(土)に観に行っています。
雨の降る土曜の夜6時半。繁華街のど真ん中、花園神社の境内は紅テントの開場を
待つ人でいっぱいになっていました。

こんな風なお話でした。
使い捨てコンタクトレンズのセールスマン・牧村(稲荷卓央)が古書店で手に入れた
「紙芝居集成」に載っていた気がかりな一枚の絵。
昔の紙芝居の絵だが、見開きページの片方がなくなっている。片方にはどんな絵が
描かれていたのか、作者は誰なのか、それを追い求める牧村。
かつて売れっ子の紙芝居作家だった老人・情夜涙子(じょうやるいこ)の元に通い
詰める牧村と、情夜の元にホカ弁を届けるホカ弁屋の女店員・染井るいこ。
商店街で往年の名作映画の絵看板を描いている(が、誰からも観てもらえていない)
群青(丸山厚人)と、その恋人名雲。
名雲は群青からもらった邪気払いのリング「夜の目」を持ったまま、群青がいなく
なっている間にどこかへ姿を消してしまう。
染井が店先でリング「夜の目」を拾ったことから、情夜と群青の物語がリンクして
いきます。


唐さんの書く話は、理論的な流れになっておらず発想の飛躍が多いので、この流れに
ついて行けない人にはさっぱりおもしろくない、ということになってしまいます。
私も、テント芝居という特殊な空間に惹かれてつい足を運びますが、話には
なかなかついて行けず、しょっちゅう置いてきぼりをくらってしまいます。
今回のお話は私にもとてもわかりやすいものでした。
と言うことはもしかすると、以前からの唐組ファンには物足りないものだったかも
しれないです。

映画「ガラスの使徒(つかい)」で観た、稲荷さんその人をテントの舞台の上で
観られるのはやはりいいです。

唐組の役者さんはどなたもインパクトが強いですが、今回辻さん演ずる情夜涙子は
とくに印象的。
男なのか女性なのか?という感じがこの物語にはあっていたと思います。
私は、はくものがなくて、スカートをはいていた男性だと思ったのです
が・・・?。

現実世界の話から、紙芝居のキャラクターたちが登場してくる話になり、夢と現実の
区別がまったく、なくなってくるのですが不思議と違和がなく楽しめました。
posted by みどり at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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