2006年02月28日

SLAVA(スラヴァ)クリスマスコンサート 題名のない音楽会バージョン

日曜日にやっと雛人形を出しました。一番上だけの一段飾りです。
去年は出さなかったので、お雛様ゴメンナサイと心の中で言いつつ押入の中から出して
見てびっくり。人形の入った木箱を新聞紙でくるんでしまってあったのですがこの新聞の
日付が2003年3月!
と、言うことは一昨年も出さなかったということ。どうりで私は縁がないわけだ(T.T)
しかし、思いがけないことにこの新聞に映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」の
大きな広告が載ってるではありませんか。
私が「ロード・オブ・ザ・リング」に夢中になったのは3作目の「王の帰還」からなので
この2作目の「二つの塔」の時は映画は観てるのですがさほどこれと言った印象を
持ってなかったのでした。
今の私はこの広告と出会えたのがとってもうれしいのです。これは保存しなくては。

長くなりました、今日の本題です。

SLAVA(スラヴァ)クリスマスコンサート 題名のない音楽会バージョン@録画ビデオ

カウンターテナーのSLAVA(スラヴァ)が去年12月に来日して各地でクリスマス
コンサートが行われました。
私も12月に東京オペラシティ・コンサートホールに足を運びました。
テレビ朝日系の音楽番組「題名のない音楽会」で12月、SLAVAが出演の回があり
私は放送を知らず見逃していたのですが、うれしいことに後日知り合いの方から録画ビデオ
をいただいて観る機会を得ました。
末廣誠指揮の東京交響楽団と尺八奏者の藤原道山、5人の女性ソプラノ歌手グループ
「クラシック娘」との目のくらむような豪華な共演でした。
収録会場は私も実際に聴きに言ったのと同じ、東京オペラシティ・コンサートホールです。

今回の曲目はシューベルト「アヴェ・マリア」、そしてクリスマスソング・メドレー。
最後は私も大好きなカッチーニの「アヴェ・マリア」

TVならではの出演者の顔のアップもあり、これはファンにとってはうれしいかぎり。
会場の東京オペラシティ・コンサートホールも舞台後方のパイプオルガンが光り輝く
ような見え方になっていて、見事な舞台セットがわりになっています。
オーケストラと共演しても、まったく負けないSLAVAの声のすばらしさに改めて感心しました。
欲を言うと、せっかくカウンターテナーの歌声を聴くのにソプラノ歌手(しかもこっちは5人)
と合唱させる趣向は少々蛇足気味の感じを持ちました。
美しいカウンターテノールが甲高いソプラノに飲み込まれ気味だったのが、もったいない
感じがしたのです。

トランペット奏者6名の演奏が舞台の上(パイプオルガンの奏者が座る位置)の横に並んで
いる様子も視覚的に豪華で、もちろん演奏も素晴らしかったですが、今回初めて聞いた
藤原道山さんの尺八の音色が、オーケストラにまけてないのもいい。
どこかひなびた感じですが、とても懐かしい響きがありました。
この響きにSLAVAの歌声がかぶるのは、どこか不思議な世界に迷い込むようでした。

わずか30分の番組でしたが、SLAVAの魅力が堪能できる公演でした。
このビデオテープはもちろん保存版にして大切にします(^_^)


posted by みどり at 12:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽・コンサート・オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

「KOUSKY(コウスキィ)III」

こどもの城開館20周年記念
青山円形劇場オブジェクトシアター vol.9
「KOUSKY(コウスキィ)III  沢則行 meets 中西俊博 」@青山円形劇場


2月11日(土)夜の回を観に行ってます。
人形を自ら製作し、一人で人形劇公演を行っている1961年生まれの沢則行さん。
今は、チェコ国立芸術アカデミーの講師として舞台美術も教えているそうです。
チェコのプラハ在住のため、チェコを中心に主にヨーロッパでの公演が多く、ここ数年は
時々日本に帰ってきて今回のような公演を行ってくれています。
(前回もそうでしたが、公演は女性のアシスタントの方が一人手伝っていました)

沢さんと、バイオリニストの中西俊博さんとのコラボレーションも今回で3回目。
一つの人形劇は10分前後くらいで、セリフらしい物はほとんどありません。
ヨーロッパ各地や日本で公演が出来るのも言葉の壁がないからでしょうね。
新旧取り混ぜての作品集公演です。
コウスキィとはチェコの言葉で物・人形の意味があるそうです。

土曜の夜のせいか、それとも中西ファンが多いのか人形劇公演と言ってもお客さんは
ほとんど大人ばかり。私は沢さん、中西さん両方のファンです。
沢さんと人形達、中西さんの音楽との公演はとてもすばらしいものでした。

印象的だった作品をご紹介しておきます。

冒頭は「空」と題された、傘を鳥に作り替えたものをつかってのショートファンタジー。
ちょうど傘を開いたり閉じたりすると鳥の翼が、はばたくような感じに見えるのです。
青山円形劇場の小さな舞台で沢さんが動くと、2羽の鳥たちが大空を飛び回るように
見えるのです。
見てると動かしている沢さんには目がいかず、羽ばたいてる傘製の鳥の方に目が釘付け
になってしまいます。
そのせいでしょうか不思議ですが、観てるこちらも大空を飛んでるようなすがすがしい
感覚になります。大空を飛ぶ鳥たちはとてもきれいに表現されています。
ヨーロッパでの公演もこの作品はとても評判がいいそうですが、それも納得です。

逆に評判がイマイチなのは「芋」という作品だそうです。
沢さん自身気にはしてるらしく・・・・中西さんに、このままでいいのか?と言われて今回
やってみることにしたとか(^_^;
舞台の上には、縦長の小さな箱の様な物が出ていて、これが人形劇の舞台。
この上に「芋」らしき物がごろっと出てくると、お話しの始まりです。といってもこれもセリフ無し。
芋に手が出て、芽ならぬ目もあらわれて、さらにもう一個芋が出てきます。
中西さんがなにやら言葉にならないモゴモゴ声(?)をだしてるので芋達がなにやら
しゃべっているように見えますが・・・なんだかこの芋達、ちょっと無気味。
かわいいとはとても言えないけど、シュールな世界でした(^_^;

「豚」は誰もが知ってる三匹の子豚のお話し。沢さんが豚の人形を動かしつつ自分は
オオカミ役を熱演してくれました。
これもセリフ無しですが、それでも話は分かるし何度見ても楽しい作品です。
でも沢さんにとって、力を入れて演じるオオカミ役は大変らしいです。
演じてる途中で、頭の血管がプチプチ切れるような感覚になり、頭の中が一瞬真っ白に
なってしまうんだそうです。

人魚姫をモチーフにした作品は、舞台上でバイオリンを演奏してる中西さんの周りを
沢さんの持つ人魚姫が泳ぎ回ります。
人形を持つ沢さんの手つきが、とってもいとおしそうで優しいそうなのが印象的でした。

シェイクスピア作の「マクベス」の中の登場人物、野心家のマクベス夫人をモチーフに
した作品は、優雅な表現をしつつ、なんだかもの悲しい雰囲気を醸し出していました。
これは大人向けのような上品さがありました。

客席の前方に小さなブースがあって、ここでいろいろ材料を用意して舞台上のスクリーン
に写しだして影絵劇のような物もみせてくれました。
これ客席から「お題」をもらって、沢さんが即興で作品を見せてくれましたが、この日は
どうやら沢さん、頭の中でうまくまとまらなくなったようです。
(ごめんなさい、何というお題かわすれましたが)
途中で「あー破綻した!」と音を上げてました。さすがに即興は難しいようです。

沢さんの描き出す世界と、中西さんの音楽にどっぷり浸かって夢見心地。
次回の公演はまた一年後かなと思いますが、とても待ち遠しいです。

posted by みどり at 23:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

銅版画の地平3 現代銅版画の交差路

銅版画の地平3 現代銅版画の交差路@ミュゼ浜口陽三 
 〜2月26日(日)

2月11日(土)観に行ってます。
銅版画家・浜口陽三の作品を中心に美術作品の展示をしている「ミュゼ浜口陽三」に
ほぼ1年ぶりに足を運びました。
去年の1月「銅版画の地平2」に行って、気に入った所でしたのでもう少し頻繁に行く
かと思ったのですがついつい今になってしまいました。

1階は浜口陽三と海老塚耕一の版画作品の展示。
浜口陽三の作品は何度見ても飽きません。生活の中でごく普通にある小さな物達、毛糸や
さくらんぼ、アパラガスなどをモチーフにした銅版画。
いつの日か、彼のさくらんぼやてんとうむしを描いた小さな作品などを自分でも、もてない
かなあ・・・と夢見てます。
ついネットで調べてみたら、小さな銅版画で40万円くらいからのようです。
このくらいの値段なら決して夢ではないかもです・・が、少なくとも今の私には無理です。

話を展示に戻しましょう。
地階はチラシによると「現代銅版画会を先駆する」森野眞弓、海老塚耕一、青木野枝、
高浜利也、井手創太郎の作品群の展示。

作家ごとに簡単に感想を書いておこうと思います。

☆森野眞弓
フェルトを部分的に焼きこがして、そこにできる焼けこげと、穴を作品として見せている
のがおもしろい。作品を観てると、こがして遊んでる感じがします。
もしも自分でやってみたら、きっとおもしろくてとまらなくなるんだろうな、とそんな気がしました。
パッキングのプチプチをつぶしてると、止まらなくなる感じに似てるのでは・・・・とつい
考えてしまいました。

☆高浜利也
エッチング作品。うーん・・・この方の作品は私にはまったく理解不能です。
人に見せる前の「もの」にしか見えなかったです。

☆井手創太郎
屏風に描かれた作品と六角形の立方体の石膏に施されているのは、エッチング緑青刷り
・・・だそうでそもそも銅版画の技法を知らない私には、どうやって作り出したのか解らない
作品です。
立方体は床にあったり壁に張り付いてたり。
井手さんのコーナーは独特の世界・空間ができあがっているのがおもしろい。

☆青野野枝
エッチング作品より、「立山−1」という作品がおもしろかったです。
細い鉄棒らしきもので作られた4本足の立体が9個、まとまって置かれていました。
少し離れてこれを観ると9個の立体と、上から数個の照明を受けて下に出来る影
との組み合わせがとてもきれい。

☆海老塚耕一
ごめんなさい、この方の作品もよくわからなかったですm(__)m


このミュゼ浜口陽三は展示を観ると、入り口にある小さなカフェスペースでつかえる200円
引きの券をくれます。
去年は閉館間際に行ったのでせっかくの券を使えなかったのですが、今回は行く前から
絶対あそこでコーヒーを飲んでみたい!と思ってたので展示を見終わってからさっそく
カフェを利用してみました。

噛みついたらパリッと割れてしまうんではないか、と思えるような薄焼き煎餅のような
生地のコーヒーカップ。どこの製品だろう?思わずカップの底(外側の)を観たい気持ちを
ぐっとおさえてコーヒーをいただきました。
とてもおいしいコーヒーでした(^_^)

この日はグッズ販売コーナーにあった、阿部出版発行・「版画芸術 2005 130号
巻頭特集 日本の銅版画 メゾチントのマチエール 長谷川潔・浜口陽三からの出発」
という隔離月刊誌を購入しました。

最近の作家の作品紹介はもちろん、興味深いのは今は亡き浜口陽三が残した銅版
から実際に刷ってみる試みを紹介していました。
黄・赤・青・黒の4色のインクから深みのある色彩作品が生まれているをはじめて知りました。

この本が一冊あれば、銅版画の魅力が堪能できる思いました。おすすめです。
坂本恭子さんという版画家の、直筆サイン入りの小さなオリジナル作品まで添付されています。
なんか豪華ではないですか。(いったい何部発行されてる雑誌なんでしょうね。
数千部という単位かな。こんな付録つけられるくらいだと数百部でしょうか・・・)

今、横浜美術館で長谷川潔展も開催されているのでこちらもぜひ行きたいと思ってます。








posted by みどり at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

「ウーファ社文化映画 1」

日本におけるドイツ 2005/2006
NFC所蔵外国映画選集 ドイツ・オーストリア映画名作選
「ウーファ社文化映画 1」@東京国立近代美術館 フィルムセンター

1月17日から3月26日まで、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター
では日替わりで1920年代から1930年代に生み出されたドイツ・オーストリア映画の
名作・傑作の上映が行われています。 

期間の前半のプログラムはうっかりして、チェックが洩れてしまい見逃してしまいました。
無声映画時代の作品の上映があったのですが、観たことのない作品があったのです。
フィルムセンターの所蔵作品と言うことなので、またいつか観る機会があるでしょうから
それまでのお預けです。
ちなみに作品は1928年の「東洋の秘密」と1923年の「キリストの一生」でした。

2月9日(水)に観てきたのはドイツの映画会社・ウーファ社の短編記録映画特集です。
正直言って我ながら、何でこんなのを観に来てしまったんだろうと思いましたが、これらも
また今となっては観る機会がないものばかり。
珍しいことには変わりないし、学術・記録映画の歴史を垣間見る機会とおもえばまた
おもしろいかもと思ってみてきました。


上映作品は
1928年「紙の出来るまで」 1928年「蜂の王国」 1929年「炎と氷の島」
1931年「植物の神秘」 1932年「生存闘争」 1933年「緑の放浪者」
1935年「鉄鋼交響楽」 1935年「航空郵便」 1936年「みんな泳げ!」
1936年「夜の猛禽」

今で言うと、ちょうどNHKがTVで放送するような感じのドキュメンタリー・教育映画風の
作品ばかりです。
考えてみると、映画と言ったら単純に物語のあるものばかりではなくこうやって
学術映画にも手を抜かず、きちんと作っていったことはすごいことなのでしょう。
パンフレットを見るとプロデューサーのニコラス・カウフマンの指導の元にこのような
学術映画が量産され、各国に輸出され各国の科学映画のパイオニア達にも強い影響を
与えたのだそうです。

どの映画もついてる日本語のナレーションが語り口調も、言葉そのものも古めかしいのが
時代を感じさせます。

「みんな泳げ!」はナレーションは一切無し。
泳いでいるところやプールへの飛び込みの様子を撮影した物ですが、肩肘張った物ではなく
水泳や飛び込みの楽しさ、フォームの美しさを強調しているようでした。
かなりこった演出の映像をみせてくれています。
意外だったのは、この時代にもう水中撮影をしていることでした。
水の中からも競技者の様子を捕らえてる映像は、とてもきれいでした。

posted by みどり at 02:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

映画「フライトプラン」

フライトプラン

映画「フライトプラン」@ヴァージンTOHOシネマズ 六本木ヒルズ
 監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演:ジョディ・フォスター、他

2月8日(水)観に行ってます。
六本木ヒルズの映画館で観てきましたが、平日夜8時40分開映の回だったのに結構
混んでるのにはびっくり。
「ハリーポッター 炎のゴブレット」や「THE 有頂天ホテル」よりよっぽどお客さん
が入ってました。皆さんの期待度「大」と言うことですね、これは。
監督が聞いたことない名前だと思ったのですがドイツ出身の新鋭監督で、本作が本格的
ハリウッド・デビューなのだそうです。

TVでの予告編をご覧になった方も多いと思いますがジョディ・フォスター演じる母が、
子供と一緒に飛行機に乗りますが高度1万メートルの上空で飛行中にこの子が
行方不明になってしまう。乗客も乗務員も誰ひとり子どもなんて見てないと言うし
しまいには、乗務員から子どもは最初から乗ってないと言われてしまう。
子どもを連れていたというのは、母親の妄想なのか?

と、ここまではTVでながれてましたね。これでは先が気になるというものです。
映画の方ですが、結論から言うと観る前の予想と違って意外とおもしろかったです。
しかし、つっこみどころは満載の映画です(^_^;

この映画は感想書こうとすると、どうしてもネタバレになってしまうので内容は知り
たくない、と言う方はこの後読まないでください。




結論から言うと、子どもは乗っていたのです。
乗客の一人と、乗務員の一人がグルになっていてこの母親を利用して彼女を頭の
おかしいハイジャック犯人にしたてて、金をせしめようとしてたのです。
が、ジョディ・フォスター演じる母親のたくましさ、機敏さかっこよさに比べて犯人達・・・
乗客(ピーター・サースガード)、乗務員(ケイト・ビーハン)・・・の魅力がとぼしすぎる
のが困ったものです。
子供は最初から乗っていない、と言っていた乗務員は犯人の一人ですし。
犯人達の人相が、ドラマの最初から良くない感じを与えるのも単純すぎる感じがします。
後半になると、母親と犯人達との対決の感じになってくるのですがこの犯人達は
かなり情けない。ハッキリ言ってかっこ悪いです。
こういうドラマは、犯人も主人公に負けずに魅力的でないと面白さが半減すると思うのです。

いなくなった子供を、多くの乗客が誰一人見ていない、というのもかなり苦しいのですが
とりあえず、見えてなかったという説明はされています。

その1,この母と子は、一番乗りに飛行機に乗り込んでる。

その2,この親子のすぐそばで、子供を3人くらい連れて大騒ぎになってる家族
がいるので、この母子の存在感が他の乗客からはほとんど消えている。

その3,この母子は飛行機に乗ってから、あまり移動することなくすぐに寝てしまっている。

ジョディ・フォスター演じる母親が、やけに飛行機内部に詳しのは元エンジニアという
設定になっているからとりあえず納得できるけど、動作が機敏でたくましいのはとても
普通の母親には見えず少々苦しいです。
これだけご都合的に展開する映画ならいっそのこと、引退した元女性工作員という
設定にした方がよっぽど納得できる、と思ったくらいでした。

アレコレ、文句つけた映画ですが、それでもラストで煙の中から子供を抱えて登場する
ジョディ・フォスターは待ってました!と、いいたくなるくらいかっこよかったです。

機長役が、どっかで見たような人だけど誰だったかな・・・と見てる間中ずっと考えて
ましたが「ロード・オブ・ザ・リング」でボロミアを演じたショーン・ビーンだったことに
後で気が付きました。
まじめに職務を果たしてる機長という感じは出てますが、それ以上のものが感じられ
なかったのもなんだかおしいなと思いました。

この映画、見終わってからなんだかジョディ・フォスターだけが気合い入れて突っ走って
いる感じが残りました。



posted by みどり at 02:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

みどり画廊「夏の奥入瀬渓流」

夏の奥入瀬渓流


「みどり画廊」というのはしゃれです、そんなところはありません。
いや、もしかしたら広い日本、同じ名前の画廊があるかもしれませんが。
数年前から近所のカルチャーセンターの日本画教室に行ってます。
光を受けるとキラキラする岩絵の具で絵を描いてみたかった、からですが最近は
なかなか描く時間がとれません。

教室のあるのは、某大手スーパーマーケットの建物の中。
今、そのスーパーの片隅で同じ教室の人達の絵と一緒に私の絵も展示されています。
最新作ではないのですが、数年前一人で初めて奥入瀬渓流へ行った時の思い出を
絵にしたものです。
ブログで自分で描いた絵を公開するのは初めてですね。こんなの描いてます。
画材は、和紙・水干(すいひ)・岩絵の具・にかわ(水干も岩絵の具もそのままでは紙に
定着しないので、くっつけるためののり成分)です。

東京駅から青森駅行きの夜行バスに乗って、早朝青森の街に着。
昼間は青森市内を観光して、夜は奥入瀬渓流散策の始点である焼山(やきやま)の
「おいらせユースホステル」に泊まりました。
翌日は朝から渓流沿いを歩いて、時々スケッチしたり、写真撮ったり。
夕方、渓流散策の終点である十和田湖畔の子の口(ねのくち)へ到着。
観光遊覧船の最終便にのって十和田湖畔の休屋(やすみや)へ。
「ユースホステル博物館」(行って初めて解りましたが、その実体は十和田湖
グランドホテルの一部をユースホステルとして使用してるのでした)に泊まりました。
一人なのにベッドの二つある部屋を使って、夜も朝も他のホテル客と一緒にバイキング
形式で食事ができたのでびっくり。
翌日は、八甲田の毛無岱(けなしたい)の湿原を歩いて酸ヶ湯(すかゆ)温泉まで行き、
せっかくなのでもちろん温泉に入ってから、青森市内へバスで戻りさらに夜行バスで
東京まで帰ってきたのでした。

奥入瀬渓流はとても美しいところです。いつかまた、行ってみたいと思っています。

posted by みどり at 01:32| Comment(4) | TrackBack(0) | みどり画廊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

劇団四季・東京「キャッツ」13回目

劇団四季・東京「キャッツ」13回目@東京 キャッツ・シアター

2月4日(土)行ってます。さまざまな猫たちが登場する「キャッツ」です。
毎回C席専門の私ですが、今回は久しぶりのジェリクル・ギャラリーで観ました。
普通の客席から観ると舞台、左側の上方にある席です。
ジェリクル・ギャラリーから見ると、舞台の演技は出演者の真横からやや後ろ側に
かけて観る感じになります。

ジェリクル・ギャラリーに座るのは今回が2回目。
L列7番の私の席から舞台を観ようとすると、ちょうど視界の中央に縦に棒が1本
あるのが気になります。
これを使って猫たちが、舞台から客席のある上に登ってきたり、下へ降りていったり
するのですが・・・やっぱりじゃまです(T.T)

そうはいっても公演が始まると、舞台が間近に見えるし当然C席とは見える景色が
違うので、何回も観たミュージカルなのにとても新鮮に感じました。

冒頭、猫達全員が踊るシーンがありますが、ここでは彼らはみんな裸。
と、言うと変な言い方ですが他の登場シーンでは衣装を付けて登場する猫もここでは
それを身につけていないのです。
以前、このシーンで太めの雄猫がいたのをみて「あれ、この猫誰だっけ?」と
思ったら長老猫のオールドデュトロノミーでした。
他のシーンでは彼はぼったり、ぼさぼさしたコートの様な衣装を身につけているのです。
何度も観てるはずなのに、どうも私は隅々まで観てないせいか観るたびに気が付く
事が出てきてしまいます。

この日も、この冒頭シーンで見覚えのない、ダンサーにしては少々太めの雌猫が
いたのでまたもや「この猫誰だっけ?」に、なってしまいました。
1幕目、中盤で猫たち全員が出て踊るシーンがあるので先ほどの雌猫を捜しました
が・・・どこにもいない。
???と、思っていたら、そこに横から登場したのは他の猫たちからは嫌われてる
娼婦猫・グリザベラ(重水由紀)。なるほど、やっと訳がわかりました。
彼女はいつもはボロボロの毛皮のコートを着ているのです。

繰り返しになりますが、いつもと違うジェリクル・ギャラリーでは今までは見えなかった
物が見えました。
泥棒カップルのマンゴジェリー(百々義則)とランペルティーザ(磯谷美穂)のシーンが
終わって、二匹が舞台の脇(私の席に近い方)に移動するのですが、その後は今までは
彼らがどういうことをしてるのか気が付きませんでした。
すぐに長老猫・オールドデュトロノミーの登場シーンになるからです。
猫たちが(そして観客も)彼に注目する中、みんなの注意がそれたのを見計らうかの
ように泥棒カップルは顔を見合わせ頷いて、舞台から消えて行くではありませんか。
この二人の様子なんて、私のいたジェリクル・ギャラリーでしか見えないはずなのに
・・・隅々まで演出の行き届いた舞台に改めて感心してしまいました。

オールドデュトロノミー(青井緑平)が通路の向こうからやってくるシーンでは
私の席からは、その通路を真っ正面に見ることになります。照明のせいで通路全体が
輝いて見えるし、照明を背に受けて登場する彼はとても神々しく見えます。

場内の壁には、さまざまな猫の目から見たサイズの大きな「ゴミ」があり、特に東京風ゴミを
見つけるのがこのミュージカルの楽しみの一つでもありますが、私の席のそばの壁には
大きな湯沸かしポットがありました。表示が日本語で書いてあるから日本製ですね。

大好きなマジック猫・ミストフェリーズは前回に続きまた蔡暁強さん。
小柄の蔡暁強さんが飛び回る様子は、何度見ても気持ちがいいです。

カーテンコール時には、シャム猫のタントミール(滝沢由佳)と握手できました。

キャッツ・シアターはJR五反田駅とJR大崎駅のほぼ中間にありますが、地図を見ていたら
JR品川駅から意外と近いことをはじめて知りました。
この日は行きは五反田駅からでしたが、帰りは散歩がてらに品川駅まで歩いていきました(^^)
posted by みどり at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇団四季・東京「キャッツ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

劇団四季公演「鹿鳴館」

劇団四季公演「鹿鳴館」@自由劇場
  作:三島由紀夫  演出:浅利慶太 出演:野村玲子、日下武史、他

2月2日(木)に初めて行った自由劇場の1階A席で観ています。
ミュージカルで有名な劇団四季ですが、とても見応えのあるストレートプレイでした。
今回の席はS席とA席の2種のみで、A席は1階の両サイドと1階席最後列でした。
(2階中央ブロックはS席、2階両サイドは学割のスチューデントシートでした)
私の席は1階9列2番。どんなもんなんだろう?と思いましたが、はじっことはいっても
舞台にかなり近いし、観やすいのでこれなら大満足でした。おすすめです。

三島由紀夫作の「鹿鳴館」は何度も舞台化されているので、気になっていた作品
でしたが今回の劇団四季公演、いい機会と思って観に行きました。

<あらすじ>
時代は文明開化を迎えた明治の日本。
朝子(野村玲子)はかつては新橋芸者だったが、今は内閣の大臣を務める影山伯爵
(日下武史)の夫人。
若い頃朝子は、今は反政府派のリーダーである清原と愛し合い、久雄(福井昌一)と
いう息子までなしていた。当時朝子は、清原に子どもは引き取ると言われ、息子の
将来を思い泣く泣く久雄を手放すことにしたのだった。
しかし成長した久雄は自分に冷たかった父・清原に恨みを持っていた。

鹿鳴館で催される影山主宰の夜会に、自由党の残党一派が襲撃し、久雄が影山
暗殺を計画してるらしいと言う事を知る朝子。
彼女は清原と、久雄を止めようと夜会の主人役を買って出る。

その一方で影山伯爵は、朝子と清原・久雄の関係をはじめて知る。
父・清原への恨みを持つ久雄を利用して、逆に清原暗殺をたくらむ影山。
鹿鳴館の舞踏会が始まり、優雅な調べが流れ出す。
何も起こらないはずと思っていた朝子だったが・・・。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

観ていて、気持ちのいい、きれいな日本語だなと思いました。
三島由紀夫の本は、未だに一冊も読んだことがないのですがこの戯曲は、そして
今回の舞台は、たぶん目を閉じてセリフを聞いているだけでもきれいな日本語だな
と感じたと思います。

お上品にしゃべっていると言うことではないのですが、セリフの一つ一つが聞いていて
なんだかとても気持ちがいいのです。
野村玲子さんの演じる朝子は、気品があると同時にいざとなるとかつての新橋芸者
らしい気っぷのよさまでかいま見せてくれたようです。まさに適役と感じました。

ヘタに演じるとベタベタのメロドラマになってしまうと思うのですが、四季版の「鹿鳴館」
はそうなりそうな直前で押さえてる感じがします。
出演者の一人一人のセリフに緊張感がこもってるようで、それがとてもいい具合
になってると思いました。

一つだけ難を言うと、私が観たときは日下武史さん演じる影山伯爵が、朝子の過去
とその日の朝子の計画(清原と久雄の両方を助けようとしてること)を知り
嫉妬するようすが少々唐突、だったように見えたことです。

舞台美術・衣装どれをとっても見応えがありました。
前半は影山伯爵邸の茶室の美しい前庭、後半は鹿鳴館内の優雅なそして重厚な
感じの階段のある広間。出演者、特に女優陣のドレス姿の優雅さはすばらしいです。

この公演は、出きればもう一回観たいと思っています。

ところで建物の「鹿鳴館」はイギリスの建築家ジョサイア・コンドルの設計。
この歴史的建築物が、なぜ今残っていないのかと思ってましたが以前、東京ステーション
ギャラリーでジョサイア・コンドルの展覧会があったとき観に行きその謎が判明しました。
コンドルはもちろんきちんとした設計をしたけれど、明治政府が建築費をケチったため、
耐久性がなくて長持ちせず、取り壊しになったのだそうです。
本来は石造りにする部分も、木を使ったのだとか。
舞踏会でみんなで踊ると、床が揺れたという話も残ってるそうです。
「鹿鳴館」が残っていたらすばらしいのに。実にもったいない話ですね。
posted by みどり at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

苦情処理係



日曜日母のいるグループホームのホーム長さんから電話が来て、話を聞いてびっくり。
母のためにと通販でベッドを購入したのですが、組み立て式なので、配送・組み立ても
頼んだはずなのになぜか配送の人は組み立ては頼まれてない、と山のような部品
だけ置いていってしまったとのこと。
届いたのは金曜日、おいおい何ですぐ私に電話してくれないのーーー(T.T)
と、思っても後の祭り。組み立ては近所の方に頼んだとのことでした。

問題は私が注文をした通販の「ベルメゾン」!
このままでは気が収まらないので問い合わせをしたいけど、手元に何の資料もない
ので(総て職場に置いてあるので)、月曜日に問い合わせをしました。
なぜこんな事になったのか調べて結果を私に電話するように、と電話に出た人に頼む。
数時間後、穏やかそうな中年男性(苦情処理担当?)から電話が入りました。
先方の説明によるとコンピューターでデータ入力する際にミスをしたとのこと。
「今回は品代だけで結構です」(本来なら品代+配送料+組み立て料)と、言うので
とりあえず納得して電話を切りました。
こういう交渉するなんて気分悪いけど言うべきことはしないと、です。
でもトイレに入って鏡を見たとき、怒ってる自分の顔って醜いなあと、思いました(x_x)

ところで2月14日は日本全国バレンタインデーでしたね。
チョコあげる人いないし、義理チョコをあげるつもりもないので何の用意も
しなかったのですが、逆に私がチョコをもらってしまいました。(注・私は女)
「日頃お世話になってるから」と言うことで、ありがたくいただいてしまいました。
仕事関係の方です、誤解なきように・・・。
きれいなお花までついたチョコ、おいしかったです(^o^)
posted by みどり at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

バレエ・プレルジョカージュ

コンテンポラリーダンス ダンステアトロン bP3
バレエ・プレルジョカージュ@新国立劇場 中劇場
  「N」 「Les 4 sasisans・・・(四季)」  振付:アンジュラン・プレルジョカージュ

2公演続けて上演があり両方見てきましたので、少し書き留めておきます。

☆ 「N」
構想・演出:アンジュラン・プレルジョカージュ、クルト・ベントシュラーガー、
  ウルフ・ラングハインリッヒ

1月31日(水)に2階席で観てます。
当日になってから急に観たくなり、調べると残席があるならコンビニのセブンイレブン
の「電子ぴあ」で当日でも買えることを知り職場の昼休みに、近くのセブンイレブンへ
飛んできました。

「N」は最初から最後まで大音量の重低音が鳴りっぱなし。
舞台は薄暗く、最初ダンサー達が折り重なって倒れているのが見えます。
やがて動き出すダンサー達。床でごろごろ動いている様子はあまり気持ちのいい
動きではないです。なんだか観ていてナメクジを連想してしまうくらい。
当日の配布物に書いてあるのはクルト・ベントシュラーガーさんのコメント。
「私たちが表現しようとしているのは(中略)苦悩、苦痛、屈辱、苦悶、・・・抹殺や消滅を
導く主要な媒介物としての肉体」と、ありました。

重低音は場内をビリビリガタガタ、鳴らしてしまうくらいでこれが観てる方にとっても
体にいいわけがありません。
おまけに照明はラストになるにつれてチカチカ激しく点滅を繰り返すし、バレエ公演を見てる
というよりもはや拷問。
観てる時はまだ何とかだったのですが、帰りの電車に乗ってから吐き気がしてきました。


☆「Les 4 sasisans・・・(四季)」  
2月5日(日)2階席で観ています。
たぶん誰もが知ってるヴィヴァルディの「四季」のメロディにのせてのダンス。
何で今時ヴィヴァルディの「四季」?
手垢の付きすぎた感じがするけれど・・・と感じましたが、公演では音楽を素直に
流すことなく、時々とぎれたりします。
ダンスも予想されるような優雅なものとは、程遠い動き。かえってホッとします。
予想どうりならつまりません。

舞台上にはファブリス・イベールによるオブジェが上に吊されたり、下に置かれて
ダンサー達がそれを使ったり乗ったり。
ダンサー達が動いているその上空で、吊されたオブジェもゆっくりゆっくり動いている。
人と音楽とオブジェのコラボレーション。


どうも2公演ともダンスそのものの印象は・・・ごめんなさい、私にとっては
薄かったのでした。
posted by みどり at 01:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする