2005年01月30日

トールキンの声が聞ける「トールキン・オーディオ・コレクション」 

トールキンオーディオ

「トールキン・オーディオ・コレクション」 
   THE J.J.R.TOLKIEN AUDIO COLLECTION
     Read By  J.R.R.TOLKIEN AND CHRISTOPHER TOLKIEN 


映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作「指輪物語」、の作者J・R・R・トールキン
(1892−1973)自身の声を聞きたくて今年になって輸入CDを購入しました。
トールキン自身が自作の小説「ホビット」と「指輪物語」の一部を朗読してる声が
収録されてます。1952年に録音された物だそうで当然全部英語です。

ようやく全部聞きました。ちなみに私は英語が大の苦手です(^_^;
私の英語は今時の高校生レベルあるかないか、だと思います。
NHKラジオの講座を時々聞くようにしてますが「リスニング入門」「レッツ
スピーク」は何とか。「ビジネス英会話」はかなりむずかしいと感じてます。
それでも「指輪物語」とトールキン作品が大好きな私にとっては作者トールキンの
声が聞けるのはとってもうれしかったです。
特に作者による、自作自演のゴラムの声!これには感激しました。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」やイギリスBBCで作られたラジオドラマ版で
ゴラムを演じた方たちは、やはりこのトールキン自ら演じたゴラムを参考にした
のでは?と思いました。とてもよく似てましたから・・・。
時々本をめくっているらしい音まで入っているのには、ほんとにトールキンがすぐ
そばで本を読んでくれてるような感じさえしてきました。

CDはAmazonで購入したのですがアメリカ製。
(トールキンはイギリス人です。念のため)
値段は日本円で二千円ちょっとなのでこれならお手頃だと思いました。
届いてからわかりましたがパッケージは紙製。
長期保存を考えるとこれはちょっと残念だなと思いました。

以下、簡単に内容の紹介と感想です。
CDは4枚です。
<1枚目>朗読:J.R.R.トールキン
「ホビット」と「指輪物語・旅の仲間」の一部の朗読。
一番最初が「ホビット」で、すぐ作者自演のゴラムの声を聞くことができます。
なんか楽しくなってしまいます。

<2枚目>朗読:J.R.R.トールキン
「指輪物語・二つの塔」と「指輪物語・王の帰還」の一部の朗読です。
こちらにはゴラムがサムとフロドのためのウサギを捕ってくる「香り草入りウサギ
肉シチュー」のくだりが収録されてます。
ゴラム登場のシーンはたとえ英語が苦手な方でもすぐ分かると思います。
私でもわかるんですから。
この2枚目ではトールキン氏の歌声まで聞けて、思わず「おおおっ」と思ってしまい
ました(^^)

<3枚目><4枚目>朗読:クリストファー・トールキン
J.R.R.トールキンの息子さんのクリストファー氏による「シルマリルの物語」の
一部の朗読です。
トールキンの膨大な遺稿を整理したのはクリストファー氏。
日本で翻訳がでてるのは「終わらざりし物語」ですね。
これは氏が編集したもので「シルマリルの物語」と「指輪物語」の断片集です。
やはり親子は声帯が似るんでしょう、クリストファー氏の声はお父さんにそっくり
でした。

今回はCDと一緒に輸入ポストカードも購入しました。
Lord of the Rings: A Book of 20 Postcards (POSTCARD BOOKS)
「指輪物語」の物語順に絵が並んでいるので絵本を観てるような感じでした。
きれいすぎるのでもちろんポストカードとして使うつもりはありません(^_^;)
日本でもおなじみのアラン・リー、ジョン・ハウの絵も収録されてます。

トールキン関係のCDというと忘れたくないのが「指輪物語」をそっくりドラマ化した
イギリスBBCラジオドラマ版があります。
20年前に放送された約1時間物。全13回で今CD13枚組で発売されてます。
私も去年、このブログを開設する前に購入してました。

このドラマ版で一番注目したいのが、フロドを演じてるのがイアン・ホルムであると
いうことです。
ピーター・ジャクソン監督の映画版「ロード・オブ・ザ・リング」でフロドの叔父の
ビルボを演じている方です。
もともとジャクソン監督は「指輪物語」を映画化するにあたってこのラジオドラマ版を
大いに参考にしたそうなのでイアン・ホルムには敬意を表して映画版に出演して
もらったと言うことのようです。
映画版では省略された原作の最後の「ホビット庄の掃蕩」もドラマ化されてます。

せっかくですので近い内にこのCDも聞き直し、これについても詳しく書き留めて
おきたいと思ってます。








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2005年01月28日

映画「ビフォア・サンセット」

ビフォア・サンセット

映画「ビフォア・サンセット(原題:Before Sunset)」@東京・ヤクルトホール
監督:リチャード・リンクレイター 出演:イーサン・ホーク、ジュリーデルピー、他
2月5日(土)より公開

1月26日(水)全く予備知識なく、試写会で観てきました。
同じ監督作品の「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編だそうです。
「恋人・・・」も実は私は全く知らなくて、これは1995年ベルリン映画祭で銀熊賞
(監督賞)を受賞してるそうです。
今回の「ビフォア・サンセット」は前作を知らなくても、何となくそれまでの話はわかり
ますが、約1時間21分の映画をこれほど長く感じるとは思いませんでした。

チラシを見ると、前作のお話しは・・・・列車の中で出会い、ウィーンで一夜だけを共
にすごした恋人達、アメリカ人ジェシー(イーサン・ホーク)と、フランス人セリーヌ
(ジュリーデルピー)が半年後の再会を約束しながらはたせなかった・・・・
と、言うものらしいです。

<今回の物語>
あれから9年後。二人はパリで再会。
互いに昔のことは文字どうり「過去のこと」として割り切っているらしい。
二人が一緒に過ごせるのはジェシーがニューヨーク行きの飛行機に向かうまでの
約85分。
ジェシーの「パリを見ておきたい」と言う言葉に二人は街を歩き回りながら、人生、
恋愛、社会について、あれやこれやとりとめのない会話を重ねてゆくのでした。


話はほんとにこれだけです。映画の冒頭以外は延々二人の会話がリアルタイムで
進行していきます。ちょっとつらかったです(^_^;)
二人の会話の端々に互いの気持ちをどこかで確かめたい・・・と言う感じがしない
けでもないけどさほど強くはないです。
内容も特別な事をしゃっべてる風でもなく、ごく普通の大人の男女の会話です。
だぶん前作を観ていれば、会話の中に相手の心のさぐり合いをもっと感じてこの
映画をさらにおもしろく感じるだろうなと思いました。
ラストシーンは、二人の様子がちょっと意味深です。
二人がこの後どうなるか、観客はそうとう気になることでしょう。

リアルタイムの延々二人の会話だけで構成してしまった映画。
この形はおもしろいですね。
他にこういう形、リアルタイムで進行してゆく映画あったかなあ・・・と、思いましたが
「12人の怒れる男達」なんてそうですね。
たぶんもっとあると思いますが今はこれしか思い浮かびませんでした。

ヤクルトホールは、私はじめて行きました。かなり古くからあるようですね。
試写会のせいか上映前、上映後、会場内の写真とってる係りの人がいて、私が帰
るところも近くでバッチリとられてしまいました。
大きな荷物持って着ぶくれしてるアノ姿、どこかに載せられたら・・・・恥ずかしい(__;)
使われないことを祈るばかりです。
それにしても試写会は開映がたいてい平日夜6時半。7時にしてくれたらなあ
とつい思ってしまいます。私は終業時間が5時半だけどあくまでもタテマエなので
6時半はヘタするとまだ職場。
今回は朝から周囲にお願いして時間であがらせてもらって、開映時間に駆けつける
ことができました。



posted by みどり at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月22日

「銅版画の地平U・浜口陽三と銅版画の現在」

「銅版画の地平U・浜口陽三と銅版画の現在」@ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
〜2月27日(日)まで

1月22日(土)観に行ってきました。
私が毎日の通勤で利用してるのが地下鉄の「東京メトロ」
駅に置いてあった「東京メトロ沿線だより」1月号を見てたら、この展覧会の記事を
見つけました。
ミュゼ浜口陽三」?・・・そんなとこあったなんてぜんぜん知らなかった。
浜口陽三さんの作品は大好きな私だったのに、不覚。
これはぜひ行ってみなくては、と思ってました。

22日、朝TVをつけていたら「稲むらの火」という題で、戦前は国語の教科書にも
載ってた有名な話を伝えてくれてる。
昔、和歌山県のある人物が津波が起きそうだと気がつき、刈り取ったばかりの
大事な稲に火をつけ、これを目印に村人達を山の方へ避難させ、無事全員津波から
助かることができた、という実際にあったお話しです。
これは私も今まで知らなかった話でした。

この日、午後展示を観に行ってこれまた初めてわかりましたが銅版画家・浜口陽三
の曾祖父に当たる方が、この「稲むらの火」の主人公・濱口儀兵衛なんだそうです。
なんかすごい偶然。
午前と午後、全然関係ないと思ってた二人の人物が一本の線でつながってたなんて。

はじめて行った「ミュゼ浜口陽三」は小さな美術館でした。1998年開館。
入り口から入ると、そこは小さな喫茶スペース。ガラス張りで明るくおしゃれな感じです。
ここでお茶するだけでも可。コーヒー500円。
奧と地下一階が展示スペース。
受付でお金を払うと、当日限りだけど「カフェ割引券」をくれました。200円引き。
なんで「ヤマサコレクション」というかというと、浜口陽三の父は醤油で有名な
「ヤマサ醤油」の10代目当主だったのだそうです。
この美術館も、何でこの地に?と思ったら、すぐ近くに「ヤマサ」の会社がありました。

浜口陽三の作品は「カラーメゾチント」と呼ばれる銅版画。
1909年生まれ。フランス・アメリカで生活してる期間が長く2000年没。
モチーフはサクランボ・スイカ・アスパラガス・てんとうむし・など日常生活の中で
ごく身近にある小さな物達。
彼が作り出した作品の多くは、闇の中にぽつんと置かれたそれら小さな物達の姿。
静寂の中に置かれた小さな物達は、なんだかとても愛らしい。

展示スペースに置かれたモニターでは繰り返し「美の世界」という浜口陽三の出演した
昔のTV番組が映し出されてました。内容から察するに1990年に撮影されたらしい。
確かこの番組は関東では「テレビ東京」で放送されてたものですね。
約30分物。
生前の浜口陽三へのインタビューと、作品制作の様子も見せてくれてるのでつい2回
も続けて見てしまいました。

浜口氏いわく、きれいに印刷してくれる人がなかなかいないのだとか。
氏のイメージどうりに何枚も印刷をするのは高度な技術がいるらしい。
プリンター(浮世絵で言う刷り師ね)さんが、チョークの粉を手につけて作業をしながら
「これはハマグチに教えてもらったんだ」と、言ってるとこをみると良い技術者を
みつけるだけでなく浜口氏自らそれなりに教育をする必要もあったようです。
浜口氏の要求するきれいな色彩のグラデーションを刷り出すのにプリンターさん達
もかなり苦労したようですね。

浜口氏の愛用の道具の展示があるのも、ファンにはうれしい。
過去の展示会のカタログや、関連書籍が置いてあって自由に見られるようになって
いるのもうれしい。

今回の展示は浜口陽三の作品だけでなく、深沢幸雄・加納光於(かのうみつお)・
柳沢紀子・池田良二・山本容子・山口啓介、の作品の展示もありました。
この中では、今まで知ってたのは山本容子だけでその他ははじめて知る方ばかり。
深沢幸雄の「白い叙情の人」と、池田良二の荒廃した風景の一角を切り取り、
そこに詩的な何かを埋め込んだような「記憶の沈殿」「赤い絵」「再生される扉」
という作品が印象に残りました。

posted by みどり at 23:59| Comment(9) | TrackBack(4) | 美術・展覧会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月21日

ラサール石井プロデュース公演「なかよし」

ラサール石井プロデュース公演「なかよし」@新宿THEATER/TOPS
作:水谷龍二  演出:田村孝裕
出演:ラサール石井、小倉久寛、山口良一

1月21日(金)観てきました。
ラサールさん、小倉さんは好きな役者さんだし、水谷龍二さんと言う作家さんは
「星屑の会」シリーズではじめて知って好きになった方。
山口良一さんは、今まで観てるはずだけどあまり記憶に残ってない方でした。
好きな要素が三つもそろってるので、行くことにしました。
新宿THEATER/TOPSへ行くことじたい、確か去年の1月の劇団・ラッパ屋公演
以来なので1年ぶり。

<物語>(すみません、出演者の役名を忘れましたm(__)m)
都内のどこかの小さな商店街。その中の小さな中華料理店が舞台。
ラーメンを食べ終わった男(ラサール)は、店主(小倉)の様子をうかがってしきりに
携帯電話の相手とこそこそ話をしてる。高校時代の同級生の店に食べに来たのに
店主のほうが自分にさっぱり気がついてくれなくてイライラしてるのだ。
そこへ電気店の主人(山口)が冷蔵庫の修理にやってくる。
この三人は、同じ高校の同級生でかつてはもう一人のドラムを担当してた男と四人
でバンドを組んでいたのだった。

なかなか携帯の男の正体に気が付かなかった二人だったが、ようやく気がつき
たのしく思い出話と、近況報告をしあう三人。
携帯の男はかつては高校中退してたが、今では関西方面で学習塾を13校も経営
してるということだった。これからまたすぐ飛行機で出張しなければならない、と言う
話をしてるところで迎えに来るはずの部下から事故を起こしてしまったとの連絡が。
二人に、車まで戻る時間がないので飛行機代を貸してくれと頼む携帯の男。
あわてて店を出ていった男は、携帯電話を置き忘れていった。
つい記録を見てしまう中華料理店の店主。携帯に残っていたのは「レナ」という女の名前しかない。もしやと思って、教えてもらった学習塾に電話するとそんな名の経営者も役員もという返事だった・・・・。


今回の公演は、三人の役者さんの魅力に支えられてる舞台だなと思いました。
二人を振り回す携帯の男役のラサールさんの「悪党になりきれない小心者」が
なかなかいい感じです。
中華料理店の店主の小倉さん、普段はちょっとズボラだけど奥さんとのケンカの話
の向こうに仲のいい夫婦の様子、が見えてるのがほほえましい。
早くに奥さんに死なれ、今は三人の子持ちのお父さん・電気店主の山口さん。
まじめな中年お父さんがとてもにあってて、魅力的です。
物語は少しばかり、物足りない感じがしました。最後に和解する三人ですが、本当の
「物語」はこれからだろう・・・・という感じが残って気になったのです。

最後には三人のエレキギターの演奏も聴かせてもらえます。
うまい・・・・とは言い難いけど、三人とも頑張りましたね!(^_^;)
いい役者さん達によるほのぼのするお話しを、みせてもらいました。

久しぶりのTHEATER/TOPSは、やっぱりとても狭かった。
でもその狭さが、舞台との一体感を生むのでここは好きな劇場です。


posted by みどり at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月20日

MOMIX(もみっくす)公演「パッション」

MOMIX(もみっくす)公演「パッション」@東京国際フォーラム・Cホール
構成・演出:モーゼス・ペンデルトン(Moses Pendleton)
1/18−1/20 Aプログラム「パッション」 
1/21−23 Bプログラム「オーパス・カクタス」

1月20日(木)観に行ってきました。
チラシを見て今回の公演、気にはなってたのですがお財布の中が寂しいので
行くのは躊躇してました。
しかし、公演開始間際にチケット会社のイープラスがS席8500円を半額の
4000円+手数料500円での販売を2度もしたので買うことにしました。
なにしろC席で4000円だったので、興味があるならこれで行かねば損だと
思いました。

今回初めて知ったカンパニーで、日本初来日?とおもったら何度も来てる
人達でした。
今回は日を変えて「パッション」「オーパス・カクタス」の2公演。
演目の事が頭になくて、とりあえずチケット入手したのは前半の「パッション」です。

ダートマス大学で英文学を学んでいたモーゼス・ペンデルトンがダンスクラスで
出会ったメンバーと1971年に作ったカンパニー、ピロボラスがそもそもの始まり。
その後81年に独立して作ったのがMOMIXだそうです。

入り口でチケットをもぎってもらい、エスカレーターにのって客席の方へ行こうとして
ふと自分の券を見たら右端に印刷されたはずの「席番」がない!
思わず「うっそーおぉ・・・」と思ったけどやっぱりない・・・・。
これじゃ自分の席がわからないのであわてて入り口へ飛んで戻りました。
もぎってくれたお兄さん、私の席番が印刷されてた部分まで全部元気よくむしり取って
たのです(^◇^;)
捜してくれて、絆創膏みたいなテープを裏から貼ってくっつけてくれました。
今まで何度も劇場へ行ったけど、こんな事始めてでした。


Aプログラム「パッション」

特にストーリィはないものの(あったのかもしれないけど、私にはわかりませんで
した(^_^;・・・)6人のダンサーによるパフォーマンスは、人間の体はこんなにも
自由自在に動く物なのか!と、マジックを観るような感じでした。
中高生がやるような組み体操がありますが、アレの超絶技巧版といったらわかって
もらえるでしょうか。
昆虫・節足動物、軟体動物、時には植物・空を流れる雲にも見えてくるのです。

舞台手前に薄い布のようなスクリーンがあり、そこにいろいろな映像が映し出され
少し奧でダンサーがライトを浴びて踊る。というパターンでいくつものシーンが展開
されていきました。
映像はエッシャーの絵だったり、キリストを思わせるような顔のアップだったり、仏像
だったり。
印象的だったのは若い男性の首までの引き締まった上半身裸の姿が映し出され、
少しすると観客から観てちょうどおへその位置に、赤いドレスの女性ダンサーが
浮かび上がって見えてくるシーンでした。
ちょっぴりエロ。でもかなりきれい。

二人の人間が組みになって一方が一方にしがみついてる時など、パッと観ただけ
では「どうつながってるの?」と、わからないくらいでした。
瞬間的にダイナミックな動きをバンバン見せて驚かせるというのではなく、
優美でしなやかな動きによって、肉体の美しさを見せつけてくるような感じでした。

パッション(Passion)には「情欲」と同時に「キリストのうけた受難」の意味もある
そうです。今回の公演には両方のことをイメージさせるものがありました。
ダンサーがキリストのように見えたり、ダンサーが絡み合ってると妙にエロティック
に見えてきたりしてました。

音楽はピーター・ガブリエルがマーティン・スコセッシ監督の映画「パッション」の為に
書いたものだそうです。
映画の方は全く知らないのですが、この音楽はとてもよかったです。
チラシを読まなければ、今回の公演のために書かれた曲かと思えるくらいでした。

いい公演でしたが、だた一つ不満を言うとチケット代の高さでした。
私は今回割引券が買えたけど、正規の値段S席8500円は高い。
公演時間は約1時間20分ほどでした。
長ければ高くても良い、という訳ではありませんがなんかちょっと高いなあと(^_^;

席には空席があったし割引販売を2度もしてそのつど、その割り当て分はすぐ完売
になってたようですから公演についての世間の感心はあるということなのでしょう。
最初からもう少し安い値で販売してれば、すぐ売れただろうに・・・・と、いうのは
素人考えでしょうか。


Bプログラム「オーパス・カクタス」は観たいけどお財布軽いから行かれません。
チラシによると・・・大いなる砂漠の生命を一つ一つの情景に込めたもので、
超現実的な砂漠に映し出される幻想的で非日常的はイメージを見せてくれる・・・
のだそうです。
こっちの方が見たかったな、と思いました。

posted by みどり at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 演劇・ダンス・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月19日

もうすぐ試験・放送大学と来学期の科目申請の事など

このブログのカテゴリーに「放送大学」を作ったもののあまり記事を書いてません
でした。

ここ、シーサーネットはアクセス解析が出きるのですが、当初は全然アクセスの
なかった「放送大学」に最近急にアクセスが来るようになったので不思議に思って
ました。
しかし考えたら、今月末には単位認定試験、2月28日必着で平成17年度
1学期の受講申し込み締めきり。皆さんなにかしら情報を探しているのでしょう。
私は以前、締め切り日を勘違いして、受講科目の申請をしそびれて一学期間
ムダにしたことがありましたっけ・・・。

私は「卒業」資格は目指してないので「選科履修生」を何年も続けています。
一科目でも受講できるので、その時時の感心によって科目を選んでいます。
卒業を目標としてるわけではなく、日々の潤い、頭の体操のつもりで毎学期
1〜3,4科目受講してきてました。「勉強」も「アート」の一部だ、とこじつけてます(^_^;

アートの好きな人にも関心を持てる科目がありますよ。
舞台が好きな人なら「現代における伝統演劇」
美術が好きな人なら「芸術の理論と歴史」
建築デザインに興味があるなら「建築意匠論」
クラシックに興味があるなら「西洋音楽の諸問題」など、いかがでしょう。

来学期私は数学系の科目をとろうと思ってます。
前学期で線型代数Uを受講しましたが、この科目の長岡良介先生の講義は
とってもわかりやすかったです。以前別の先生が担当だったとき受講したときは
さっぱりわからなくて単位を落としてしまいましたが、担当講師がこの長岡先生
にかわって受講してみたらわかりやすくて、まるで目からウロコが落ちる思いでした。

前学期「カオス学入門」と「線型代数2」をとりましたがこの2科目は、互いに関連
する部分があり同時に受講して、ちょうど良かったと思いました。

あまりご参考にはならないでしょうが(^_^; 私が今まで受講して単位を取った科目です。
今はなくなってたり、科目名が変わった物もあります。
<理数系>
「比較思想・東西の自然観」「地球と宇宙・地球編」「地球と宇宙・地球編」
「数学の歴史」「科学史」「生物学史」「線型代数T」「線型代数U」
「物理の世界」「実験基礎化学」「微分積分学T」「天体物理学入門」
「宇宙観の歴史と人間」「日本疾病史」
「薬の歴史・開発・使用」「数学基礎論」「相対論」「カオス学入門」

<芸術系>
「西洋音楽の歴史」「芸術の理論と歴史」「現代における伝統演劇」
「舞台芸術の現在」」「建築意匠論」「舞台芸術論」「日本音楽の基礎概念」
「演劇を読む」

上記の芸術系の科目はTVで見る番組で受講するのが多く、実際の公演舞台の
一部や。外国の歴史的建造物を見せてもらえるので楽しかったです。

通勤の行き帰りの電車の中が私の勉強時間、兼読書時間です。
仕事を持ってる社会人は1学期で2,3科目とると忙しいですが、1科目なら結構楽しん
で勉強できると思いますよ。
posted by みどり at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月17日

「仔犬のローヴァーの冒険」J・R・R・トールキン:著 

「仔犬のローヴァーの冒険」
原書房:発行  J・R・R・トールキン:著  山本史郎:訳
定価:本体1600円+税

読み終わったところです。
「指輪物語」の作者トールキンの初期作品です。
物語が書かれたきっかけは、トールキン一家が1925年にファイリーという海辺の
町で休暇を過ごしたことから端を発するそうです。
この時の一家の構成はトールキン自身と妻、そして長男ジョン(ほぼ8歳)、
次男マイケル(ほぼ5歳)、三男クリストファー(1歳たらず)。

マイケルにはお気に入りの犬のオモチャがあったが、海岸に置いて他の遊びに
夢中になってるうちになくなってしまった。
しょげかえってる幼い息子のために、冒険に出かける犬の物語をつくった、
らしい・・・・・と言うことのようです。

<内容紹介です>
五つの章に別れています。
第1章
仔犬のローヴァーは魔法使いの老人・アルタクセルクセスにかみついてしまい、
小さなオモチャの犬に変えられてしまう。
オモチャ屋さんのショーウィンドウに並べられと、小さな男の子のいるお母さんに
買われてゆきます。
男の子=少年Uはローヴァーをズボンのポケットに入れ海岸へ遊びに行く。
ポケットから落ちるローヴァー。気づかず行ってしまう少年U。
ローヴァーは海岸に住んでる魔法使いプサマソスと出会う。

第2章
ローヴァーはカモメのミュウの背中に乗って月の世界へ連れて行かれる。
ローヴァーの背中には翼がはえ、飛べるようになっていた。
月には「月の男」と翼を持った犬ローヴァーがいた。
同じ名前の犬が二匹では困るので、月へやって来た方はロヴァランダムと名付け
られる。、二匹は仲良しになる。月の竜に追いかけられ逃げきる二匹。

第3章
月の裏側を冒険するロヴァランダム。
「庭」で月の男が主宰するパーティには、多くの子ども達が集まっていた。
この子達は、下界では眠りについた子ども達。どうやって来たかは秘密。
ロヴァランダムは少年Uと再会。迷子になった理由を説明するロヴァランダム。
ロヴァランダムの前から突然姿を消す少年U。眠りから目覚めたからだ。
少年Uに会いたくて、再びカモメのミュウの背中に乗るロヴァランダム。

第4章
「ロヴァランダム」は「ローヴァー」に戻る。
しかし魔法は完全に解けていないので未だに体はオモチャサイズ。
元の犬に戻るためには、呪文をかけた本人に、噛みついた事の許しを請わねば
ならない。魔法をかけたアルタクセルクセスは人魚王の娘と結婚していた。
鯨の口の中に入って、人魚王の宮殿へ行く。
アルタクセルクセス夫人は人魚犬ローヴァーを飼っていた。
私達の「ローヴァー」はまたもや「ロヴァランダム」になる。仲良しなる二匹。
魔法使いは彼が海で暮らせるように体を変身させる。
海の大蛇の出現とひと騒動。

第5章
鯨の背に乗り、岸辺に着く。魔法を解いてもらい、仔犬に戻れたローヴァー。
ぼくの小さな犬が、本物の犬になって帰ってきたと喜ぶ少年U。


この物語は、最初はトールキンが子ども達に語り聞かせた物で、少し後になって
文章に書きとめた物らしいです。
このあたりのことは、この物語を出版する形にまでに持っていったクリスティーナ・
スカルとウェイン・G・ハモンドによる解説がついています。
本の冒頭にはトールキンが描いたカラーイラストも載っています。

出版を目標として書かれた物ではないので、最初から五つの章にしようとしたので
はないようです。
一つ一つ独立した感じがするので、一つお話しを作って、又少し後で一つお話しを
作って・・・を繰り返したようです。
月の男や、プサマソス、アルタクセルクセスは「指輪物語」や「ロード・オブ・ザ・
リング」のガンダルフを連想させます。
彼の原型か、と思うとなかなか興味深いです。

しかし、こういうお話しをお父さんから語り聞かせてもらえたなんて。
トールキン家の子ども達がいまさらながらうらやましくなりました。
お父さんの愛情のこもった物語・・・そう思うとなおさらこの本を読むのが
楽しくなってきました。











posted by みどり at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 指輪物語周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月13日

古典映画「悪い種子(たね)」 

映画「悪い種子(たね)」 原題 THE BAD SEED 1956年製作アメリカ映画
監督:マービン・ルロイ 原作戯曲:ウィリアム・マーチ
出演:パティ・マーコック ナンシー・ケリー 他

年末に購入したDVDを観た感想です。
実はこの映画昔々(^_^;子どもの頃TVで観たことがありました。
小さな女の子が平然と殺人を犯す、という内容はあまりにもショッキングで当時の
日記帳に映画の内容と感想まで書き留めたくらいでした。
だいぶ後になって、元々は舞台劇だったのを映画化した物だと知ったものの
再び観る機会もなく私にとって幻の映画でした。
それが2004年10月DVD化されると知り、びっくりするやらうれしいやらでした。

<物語>
クリスティーン(ナンシー・ケリー)とケネス(ウィリアム・ポッパー)の夫婦には
ローダ(パティ・マーコック)という可愛くて利発な8歳の女の子がいた。
ある日ローダの学校でのピクニックで、一人の少年が古い桟橋から落ちて
溺死してしまう。
事故だと思われていたが、少年の額に打撲があること、少年が賞としてもらった
金メダルが失われていること、ローダが事件の直前少年と一緒だった事が
明らかになる。
さらにクリスティーンはローダが少年のメダルを隠し持ってることを知ってしまい
我が子ローダに疑いを持ちはじめるのでした。
母親に問いつめられ、ローダはメダルほしさに少年を殺害してしまったことを告白。
何とか事を隠蔽しようとする母クリスティーン。少年の血が付いてるローダを靴を
焼却することにするが、庭師のリロイがローダの秘密をかぎつけてしまうのでした。
リロイに脅されたローダは・・・・。
(今回はこの記事の最後の方で、ネタバレありますので映画をこれから観る方は
ご注意ください)


なんといっても?十年ぶりにこの映画と再会できたのが何よりもうれしかったです。
今回DVDを観てはじめて知りましたが、この話は元々は小説で、さらに舞台化され
当時ブロードウェイの劇場で322回も上演されたヒット舞台劇だったのだそうです。
ローダ役のマコーマックを含め、舞台版の出演者をほぼそのまま使って作られたの
がこの映画版。
マコーマックは撮影当時10歳でしたが、この映画の演技でアカデミー助演女優賞
の候補になったとか。確かに10歳とは思えない堂々としたものがあります。
映画は舞台劇風の演出で、出演者の演技も今の人から見たら大げさで古くさく
見えるかもしれませんが今観てもやはりおもしろい作品です。
しかしこれはやはり少年犯罪がフィクションとして楽しめた時代の作品なのだろうと
思いました。悲しいことに、今の時代ではもう現実化しつつありますからこの作品が
今後TVで放送されることはおそらくないのではないでしょうか。
過去の名作がDVDで観られるようになったのは良いことですね。

DVDにはオリジナル劇場オリジナル予告編、現在のマコーマックへのインタビュー、
本編にはマコーマックとチャールズ・ブッシュ(すいませんこの方どういう方なのか
不明です)による音声解説が付いてました。
「ハリウッドプライス」の税込み3129円、私が購入したお店では税込み2814円で
売ってたのでこの値段で、この盛りだくさんの内容にはびっくりでした。

物語のネタバレになってしまうのですが、ラストでローダは母が証拠隠滅のため
メダルを桟橋から投げ捨てたのを知って嵐の夜、一人で拾いに行きます。
桟橋にいるとき雷に打たれて川の濁流にのまれてしまい、エンドマークが出る。
昔TVで観たのは確かにそうだった、と記憶してるのですが今回観てみるとこの後で
出演者の紹介とご挨拶、さらには母クリスティーンがローダを膝に乗せてお尻を
ペンペン!するシーンがあるのにはびっくり。
衝撃的で暗い物語なので最後の最後で、ホットさせたかったのでしょうか。
コミカルな演出に思わず笑ってしまいました。

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宝塚歌劇雪組公演「青い鳥を捜して」他

宝塚歌劇雪組公演「青い鳥を捜して」「タラヅカ・ドリーム・キングダム」 
   @東京宝塚劇場

その前に、15日チケット発売になった東京・渋谷のパルコ劇場でのローリーさんの
「ローリー博士の異常すぎる愛情とその影と光」公演の事を少し。
当初2月25日夜と26日昼の2回だけの公演でしたが、26日夜公演が決まったそう
です。この回は1月29日(土)にチケット発売だそうです。
「ローリー」で検索してここに来てくださる方もいたのでお知らせしときますね。
私は25日公演のチケット確保しました(^^)


1月13日(木)観てきました。
最初にお断りしますと私は決して宝塚ファンではありません。
ミュージカルが好きなので宝塚公演も観てみる、その程度のファンです。

熱烈な宝塚ファンは同じ公演を何度も観たり、劇場の前で出演者が入ったり出たり
するのを待ってる(いわゆる入り待ち、出待ち)のは珍しくないのですから、宝塚を観
たことのない演劇ファンにとって宝塚歌劇は近づきがたい雰囲気があります。
私も最初はそうだったのですが、実際の公演を観もしないで敬遠してはいけないだ
ろうとまずは1年間東京公演をすべて観てみようと2003年はそれを実行しました。
(2004年は1演目抜けました)
チケットもなかなかとれないので少しでもチケット入手のチャンスを増やすため
「友の会」まで入りました。しかし会員になってもとれないんですわ、ここは。
会員優先抽選予約でとれなかったときは一般発売日に「ぴあ」カウンターに朝から
並びました。じゃあ、しっかりファンじゃないか、といわれそうですね(^_^;
でもやっぱりちがうんですよ。いつもどこかさめた目で見てます。
しつこく観た結果、私はやはり熱列な宝塚ファンにはなれませんでした。

今年は人気演目「エリザベート」の東京公演もありますがチケットとれるかどうか
今から心配です。


前置きが長くなりました。
☆第一部はミュージカル・プレイ「青い鳥を捜して」
作・演出:石田昌也
<物語>
ジェイク(轟悠)は大企業の御曹司。女優のブレンダと婚約をしていたがお互いの
利益優先の策略結婚だった。夢などすてていたジェイクだったが、ある日「鳥占い」
に「運命の人」の名前を告げられその人を捜しに行くのでした。

宝塚歌劇は女の子にとっての「夢」や「あこがれ」の世界を舞台の上で見せてくれる
ところなのでストーリィは至って単純です。歌とダンスを見せるために「話」があると
言っても過言ではないと思います。新春にふさわしい純愛ロマンでした。

☆第2部はショー・メッセージ「タラヅカ・ドリーム・キングダム」 
作・演出:三木章雄、藤井大輔、斎藤吉正

特別なストーリィはありません。歌とダンスのシーンをつづったショーです。
宝塚はこういう2部構成の公演が普通です。
初めて宝塚を観た頃は、話のつながりのないシーンの連続なのでなんだこれは?
とめんくらいましたが今では通常のミュージカル公演よりこちらの方が楽しみに
なりました。

宝塚歌劇ファンは女性だけ、と思われがちですが男性ファンも珍しくありません。
観に行った日は客席に年配の男性の姿も少なくありませんでした。
たまたま観に来た・・・と言うわけではないでしょう。
だってこの日、13日は「友の会」会員限定の優先公演日だったのですから。
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2005年01月12日

映画「ターミナル」

terminal.jpg

映画「ターミナル」@VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ
監督:スティーブン・スピルバーグ  出演:トム・ハンクス、他
音楽:ジョン・ウィリアムス  原案:サーシャ・ガバシ、アンドリュー・ニコル
脚本:サーシャ・ガバシ、ジェフ・ナサンソン

1月12日(水)観てきました。
涙ぐんでるトム・ハンクスの顔。ガラスに映りこんでるニューヨークの風景。
外国からJFK空港に来たものの、パスポートが無効になり空港の外に出られなく
なった男の物語。このチラシに魅せられて今年初めて映画館へ行ってきました。
私は観たい映画があると、ついつい観るまではその映画についての情報を極力
入れないようにしてしまいます。
なんとなく、その方が映画をより新鮮な感覚で楽しめるような気がするからです。
なので今回シリアスな映画を連想してたら、軽いタッチのコミカルな映画だった
のであらら?・・・でした。でも、ほのぼのした心優しい作品でした。

<物語>
東ヨーロッパの国クラコウジアからアメリカ・ニューヨークのJFK空港へやって来た
ビクター。彼が機上の人となってる間に祖国クラコウジアではクーデターが起こり
事実上国が消滅。
彼のパスポートは無効となり、入国は不可、帰国もできない身の上になってしまう。
JFK空港国境警備局のディクソンは事情を説明しようとするが、英語が全く分か
らないビクターとは会話にならない。ビクターにすぐ解決するだろうから少し空港で
待つようにと告げる。
その通りにするビクターだったがいつまでたっても入国は不可。彼はとことん空港で
待つことに決め、そこで「仕事」も見つけ「生活」をはじめてしまうのでした。
空港で働く人々とも親しくなるビクター。魅力的な女性アメリアとの出逢い。
小さな缶を大事そうにしてるビクター。
そもそも彼は何をしにニューヨークへやって来たのか?そして彼は祖国に
帰ることができるのか・・・・。


あらすじだけ読むと、暗くて深刻そうな話と思われるかもしれませんが全体の
雰囲気はいたって軽いです。
だいたいアメリカ人のトム・ハンクスが英語の分からない外国人役をやるなんて
これだけでコメディになってしまうと、最初で気が付くべきでした、私(^_^;

観てる間に、無国籍になった男が空港に住すみつくことなんてできるのか?とか、
そういう人物が仕事を見つけることができるのか?とか、なぜ彼は逃げ出そうと
すればいつでもできるのにそうしないのか?とか、不法入国とれば捕まって後々
困るからか?しかし?とか、いろいろ疑問が出てきます。
彼がアメリカへやって来た理由と缶の中身の謎も少々とってつけたような感じが
ありました。
が、これは空港を舞台にした大人のためのファンタジーと割り切った方が
楽しめるようです。
ビクターはこの物語の中で恋のキューピット役になったり、空港で働く人々のなかで
英雄にまでなってしまうのですから。

アメリア役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズは私には、日本のどこにでもいるような
お姉ちゃん的雰囲気を感じました。さらりとしたヘアスタイルのせいなのか・・・
どうもよくわかりませんが。他の登場人物と比べて存在感をあまり感じませんでした。
出演者の中では、インドから来て訳ありで国へ戻れないと言うグプタ役のクマール・
マナールという人が印象に残りました。いい味だしてるおじいちゃんでした。





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