2004年10月28日

「指輪物語・エルフ語を読む」

伊藤盡(いとうつくす)著、青春出版社発行

書店で指輪物語・エルフ語、と言う言葉が目について手に取りました。
しかも著者は伊藤盡。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」のDVDのパッケージを見ると日本語吹き替え版
のスタッフの中に「エルフ語指導、伊藤盡」と書いてあったのがずっと気になって
ました。
この人何者?そもそも日本人で、作家トールキンが作り出した言葉「エルフ語」を
完全理解して使える人がいるなどとは思えなかったからです。

著者紹介を読むと、伊藤氏は1965年生まれ。
現在は杏林大学外国語学部の専任講師。
中世英語および北欧言語を専門とする方だそうです。

内容は6部構成です。
「第1章トールキンが描き出したエルフ像」
「第2章エルフ語と中つ国の言葉」
「第3章クウェンヤとシンダリンの会話」
「第4章エルフ文字・テングワール」
「第5章クウェンヤとシンダリンの文法」
「第6章シンダリン簡易語彙集」

これを読めば映画の中でレゴラスやアルウェンのように流暢にエルフ語
をしゃべれるようになれる!・・・・・・・とは、とてもいかなかったけど
トールキンが作り出した「中つ国」で遊ぶためのルールブックを一冊手に入れた
ような楽しさがありました。
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2004年10月17日

「科学の哲学」

放送大学は通信制の大学です。
TVとラジオで講義を聞くことができるので、私も受講してます。

前期は4月から7月まで講義があり7月末に単位認定試験。
後期は10月から1月まで講義あり1月末に単位認定試験。
大学卒業資格を取ろうとする人は「全科履修生」になって講義を視聴する以外に
出席しなければならない授業もあります。

今の私は1学期間に好きな科目をとって勉強したいだけなので
「専科履修生」として受講してます。

10月からの今学期は「科学の哲学」をとってます。
毎週金曜日の夜24時半から25時15分に講義の放送があるけど
今のとこ全部聞き逃してしまったので今日(10/17)は近くにある「足立学習
センター」へいって講義内容を録音してあるCDを視聴してきました。
講義は全部で15課。

今日聴いてきたのは・・・・・
第1課「序論・科学という言葉」
第2課「アリストテレス的自然観」

ギリシャ語で宇宙をあらわす「コスモス(comos)」の元の意味は「女性の装身具」
なんだそうだ。それが「美しい秩序」を意味するようになりさらに「法則的秩序を
持った宇宙」を表すようになった。
英語の「コスメティック(化粧品)」の語源も同じだそうだ。
「宇宙」と「化粧品」の語源が同じとはおもしろいではありませんか。

ところで前学期受講してたのは「線型代数2」「カオス学入門」「芸術の理論と歴史」
「建築意匠論」。実は「線型」以前受講したものの完全に単位落としたので再度受講
し直したのです。
今回はやっと無事単位が取れたのでした(^_^;)
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2004年10月16日

「新版・シルマリルの物語」

「新版・シルマリルの物語」
J・R・R・トールキン著・田中明子訳

映画「ロード・オブ・ザ・リング」、1,2作目を観た時は何とも思わなかったのに
三作目を見てから突然はまり、原作の「指輪物語」を読みふけりました。
とてつもなくおもしろかったです。
これほど夢中になって読んだ本はここしばらく無かったことでした。
序章の「ホビットについて」に続く部分は説明的すぎて取っつきにくいと
評判悪いらしいですが私にはとてもおもしろく感じました。
もともと「解説」や食品パッケージの「成分表示」などをいつの間にか
しげしげと読んでいる癖があるので平気だったようです。
この癖は友人に指摘されるまで気が付きませんでした。

原作に飽きたらず同じ作者の他の本を読みたくなり「指輪物語」の前の時代
の神話世界をえがいた「シルマリルの物語」を読みたい、と思い図書館へ。
(この頃出費が多いので買うのは後!)
かなり分厚い本です。これはJ・R・R・トールキンの死後息子のクリストファー氏
が編集した物だそうです。
「新版」は「旧訳本」の訳語の見直しがされ、新に作者トールキンの編集者へ
あてた手紙が収録されてます。

さて内容はと言うと・・・・予想したより読みづらい・・・・。
1本の物語になってるわけではなくいわば断片集なのである程度覚悟してた
けどかなり読みづらい。何でだろう???
次々新しい人物が出てくるせいで頭の中の整理が追いつかないせいか。
どれもあらすじばかり読まされてるようで深く味わえないせいか。
しかし読めば「指輪物語」の世界が広がるのはまちがいありません。

実は今回は最初に「シルマリル」を借りようと図書館へ行った時目指す本が
無く、その代わり同じ作者の遺稿・草稿をまとめた「終わらざりし物語」が
あったのでこれ先に読みました。
「指輪物語」の前の時代の物語をまとめた部分と、「指輪物語」のさらに詳し
い解説風になってる部分もありとても興味深く読めました。
これは断片集とはいえそれぞれはしっかり物語になってるせいか読みやす
かったのです。

もともと原書の出版は「シルマリルの物語」「終わらざりし物語」の順。
読む順番としては「シルマリルの物語」の方が先なのでしょうが
私としては「終わらざりし物語」の方を先に読む方をおすすめします。
「シルマリルの物語」を先にすると全部読まないうちに挫折しそうですから。



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2004年10月15日

「アンティゴネ」ク・ナウカ公演

10月15日(金)観劇
「アンティゴネ」ク・ナウカ公演@東京国立博物館・本館前野外特設舞台
演出:宮城聰(みやぎさとし) 出演:美加里、阿部一徳、他

今から2000年以上も前にソポクレス(地名・人名表記は劇団の印刷物より)
によって書かれたギリシャ悲劇の「アンティゴネ」。
同じ作者が書いた「オイディプース」のいわば後日談とは知りませんでした。
意図したわけではないのですが、公演劇団は違うけど「オイディプース」と
「アンティゴネ」を続けてみることになりました。
今回の公演、物語がどうのこうのというよりも視覚的に美しい公演でした。

物語をご紹介しときます。(ほとんどネタバレになります)
オイディープスは自らの恐るべき事実(父を殺し、母と交わる)を知り両眼をつぶし
流浪の旅に出てしまった、その後の物語。
王のいなくなった国テーバイでオイディープスの息子エテオクレースとポリュネイケス
は王位をめぐって争い、決闘して同時に命を落とす。
新たに王位についたクレオーンはエテオクレースの遺体は弔ったが、敵軍に身を
投じたポリュネイネスの遺体は野にうち捨てたままにして、これを弔う者は死罪に
処すとおふれを出す。
しかし彼らの妹アンティゴネ(つまりオイディープスの娘)はこれを無視して遺体を
埋葬する。
怒ったクレオーンは彼女を洞窟に閉じこめて餓死させると言う罰をくだす。
洞窟に向かうアンティゴネ。
クレオーンの息子で、アンティゴネの許嫁ハイモーンは父の元に駆けつけるのです
が・・・・。

今回の公演は、国立博物館の本館の前に舞台を作り、本館前にある人工池の上に
客席を作った構造になってました。
客席側から見ると真っ正面に、博物館のコンクリート造りだけと瓦屋根を載せた
東洋風の建物です。博物館のHPで写真をご覧ください。
http://www.tnm.jp/jp/guide/map/honkan.html
ギリシャの物語とアジアの建物、全く違う取り合わせですが建物の荘厳な感じが
重々しい物語とぴったり合ってたようです。

私が観に行った日は、博物館は夜間開館日で8時まで開館の日。開演も8時。
開演を待ってる内に正面に見える本館の入り口がガラガラ音を立ててシャッターが
閉められていくのは、まるで開演を告げるベルのようでした。
ハイモーンが慈悲をこうために父の元に駆けつけるのは、客席側から登場して
池の中にまで入り込む。
ラスト、洞窟に向かうアンティゴネ(美加里)が従者を従えて舞台脇へ退いて
ゆくのは実際にある博物館構内の木々に囲まれた道。
ゆっくり歩いて暗闇の中にきえてゆくアンティゴネの後ろ姿が印象的でした。

美意識に貫かれた舞台で、見ていて心地よい時間
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2004年10月13日

「バイオハザード2」

10月13日@松戸シネマサンシャインにて

「バイオハザード2」アレクサンダー・ウィット監督

1作目の「バイオハザード」はコンピュータゲームが元になってると
聞いて期待しないで観に行ったら意外や、おもしろかったです。
この前TV放送されたのはカットが多いし、CMは
入るしでメタメタにつまらなくなってました。

今回の「2」は、世間的にはあまり評判良くないようですが
思ってたより?おもしろかったです。
ただ1作目を見てないと話が続いてるので内容がわからないと思いました。
全編アクションシーンの連続で物語性はないと言った方が当たってるかも。
監督は前作のポール・アンダーソンより変わり新人アレクサンダー・ウィット。
新人とはいっても今までは部分的なシーンをまかされて監督する「第2班監督」と
いう立場で活躍してた人らしい。

前回に続いて登場するアリス(ミラ・ジョヴォビッチ)と今回登場のジル(シェンナ・
ギロリー)が外見も人物設定が似てるのが気になりました。

人が死んだ後でも動き出す(けして生き返るわけではない)力を持つ謎の病原菌。
もともとはある科学者が体の不自由な娘のために作り出した菌。
それを細菌兵器として利用しようとする側、犠牲になる何も知らない市民、
裏の事実を知って攻防する側、スピーディな展開は全く飽きませんでした。

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2004年10月12日

「オイディプス@TOKYO」 山の手事情社公演

10月12日(火)観劇
「オイディプス@TOKYO」 山の手事情社公演@青山円形劇場にて
構成・演出 安田雅弘

「オイディプス」は2500年ほど前にギリシャでソフォクレスによって書かれた
戯曲です。
この物語は未だに多くの人を引きつける力を持ってるようです。
最近では蜷川幸雄演出版もありましたね。

山の手事情社の公演は再演版です。初演版も見ています。
この劇団のスタイルは「絵画」にたとえると「具象画」ではなくて、なんだかよく
わからない何の解説も付いてない「抽象画」といったとこでしょうか。

「抽象画」は見る人総てにわかるような細やかな説明をしない。
「わかる人だけ見てよ」、みたいな少々暴力的なところもあるので人によって
かなり好き嫌いがはっきり別れてしまう。この劇団もそうらしい。
運良く(?)私自身が変わり者のせいかこの劇団は好きなほうです。

原作はギリシャ悲劇「オイディプス」。
テバイの王、オイディプスは己の出生の秘密を知ろうとして、結局自分の首をしめる
ことになる、という物語。
この物語と東京のイメージシーンが交互に挿入される構成になってます。

それと知らぬ内に自分の父を殺してしまい、互いに知らなかったとはいえ実母・
イオカステと結婚し、子までなしてしまうオイディプス王。
事実を知ったイオカステは自害してしまい、それを知ったオイディプスは自らの目を
つぶしてしまう。

今回の公演はイオカステも、オイディプス王も女性が演じている。
オイディプス王だからといって男性の衣装は着ていないが、不思議なことに
何の違和感もない。
山の手事情社の演出が普通と違うから、「これはこれでいいんだ」と私の頭の中で
納得してしまったようです
オイディプス王の物語を語る合間に二つの異空間が挟まれる。
どこかの女子社員寮か?と思わせる空間での女性役者達のたわいのない会話。
舞台セットの外側を素速く行き交う、黒ずくめ衣装の男性役者達。
都会を夜をばっこする悪霊のようにも見える。
いわば三つの世界を交互に見せることで、異空間を作り出していました。

自分の価値観を疑う。違った視線から世界を眺める。と言うのが今回の
山の手の戦略だったらしい。
しかしこの戦略、初演版の時にも感じましたがねらいすぎてちょっと違和感
ありすぎではとおもいました。

初演版は東京公演は東京芸術劇場小ホールでの公演。
あの時の公演、四角い劇場の中での公演は空間的には硬質で冷たいけどきれいな
感じを受けました。
今回の円形劇場での公演は、柔らかみのある空間に舞台セットがあり
その中で役者達が動いているせいか妙に柔らかい感覚が。
些細な差のようだけど、なんだか大きな違いになってるように感じました。

オイディプス王は自分で自分の目をつぶすがなぜだろうか?
やりきれなさからすこしでも逃れるためか。
だとしたら、オイディプス王はなぜ自害しないのだろう。
ずっと生き続けることの方が遙かにつらいはずなのだが。
何回かこの物語と接するうちに感じたのはそのことです。

これは観客がオイディプス王への思いをより募らせる為に用意されたもの
なのか。オイディプスを思いさらには観客が自分なら?と思わせるためか。
観客はつまりは己を見つめることになる。
とするとこの結末から観客が感じることは今回の公演の演出のねらいそのもの
と言うことになるか。

ここでもう少し気のきいた文章が書ければいいのだが、それができない。
私もこれで己の器量がわかるというものです(^_^;

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2004年10月10日

観劇旅行顛末記・その4

10月10日(日)ひたすら京都観光の1日です。長文です。

天気は晴れ。日差しが暑いくらいの日となりました。
最初の日に寄るつもりだった赤目滝へ行こうと思ったのですが迷いました。
来る直前もHP上で「台風により落ちた橋の修理終わりました」という
表示を見たばかりでしたし、数年前に行ったときも岩が落ちて途中で
通れなくなってたことがあったのです。
今回も大雨の後では現地に行ってみないと細かい様子がわからない。
さんざん迷ったあげく、安全なところを選んでやはり京都巡りにしました。

天気のいい日曜日となったので、電車に乗ると帽子かぶってリュック
背負ってる人が目に付きます。
うーんこれは赤目滝の方が良かったかな、と心がフラフラ。

宿泊してたホテルを後にして、森ノ宮駅から大阪駅へ。
さらに乗り換えて京都へ向かう約30分の電車の中は、結構混んでるけど
運良く座れたのでガイドブックを見て今日一日どこをどう回るか
計画を立てる。効率よく京都見物したいですからね(^_^)
京都駅で乗り換え、JR嵯峨野線に乗り換え「嵯峨嵐山駅」へ向かう。

駅を出るとすぐ左がトロッコ列車の「嵯峨野観光鉄道」の始発駅「トロッコ
嵐山駅」。終点の「トロッコ亀岡駅」までの7.3キロを約25分かけて走る
観光用の電車です。
以前から関西方面の路線図を見るたびに、一度乗ってみたいと思った電車
でした。全席指定で片道600円。

先の予定はどうなるかわからないけどせっかく行って乗れないと悲しいので
一ヶ月前に「トロッコ嵯峨」〜「トロッコ亀岡」の折り返しの往復の前売り券
を買っておきました。
当日券の販売もあるそうですが朝から全部発売してしまうそうです。
これは行ってわかりましたが、やはり前売りを買っておく方が無難。
1時間に1本しかでないので出発前には長蛇の列ができて「立ち見券」
の販売となってました。

電車に乗ってしばしの停車時間に車内でコーヒーの販売があったので
飲みたい!と、買いました。
使い捨てのカップがなかなかいい感じ。これは持って帰ろう(^_^)

車窓からは保津川の流が見えくるくる変わる景色が見えて楽しいです。
車内でカメラマンが勝手に写真をとってくれます。買う買わないは自由。
特製アルバムに入れてくれて一枚1000円、記念にいかが?というわけ。
一人旅では自分の写真がないので買うことにしました。
「ねえさん、ありがとう」とはカメラマンのお姉さんの言葉。
どういたしまして。

折り返しの「トロッコ亀岡駅」。
ちょっとでも駅舎の外へでてみたかったのですが停車時間が5分しかなく、
狭いホームと駅構内は大混雑でとても降りる間がありませんでした。
残念!

「トロッコ嵯峨駅」へ戻ってからは眺めのきれいな「渡月橋」から
天竜寺へ。
ここは臨済宗天竜寺派の大本山だそうです。
さらに京都・嵯峨野といったらこの風景でしょうの竹林を歩く。
なんだかひんやりしてます。
なんかかゆいと思ったら腕が蚊に食われてる・・・・。
電車には乗らないけど「トロッコ嵐山駅」に立ち寄りお猿のイラスト付きの
記念スタンプを押してくる。
途中の小さな公園で持ってきてたパンを昼食代わりに食す。
周りを見るとここでお弁当を広げてる人、私だけではなかったです。

嵯峨野には「京都嵐山美空ひばり館」と言うのがありましたが
時間が無くて入りませんでした。
なので、嵐山と美空ひばりの関係は今回は謎のままです。

あたりをくるっと回って天竜寺へ戻り、京福電鉄嵐山線の「嵐山駅」
から電車に乗って「御室駅」下車。
仁和寺は前を通っただけ、石庭で有名な竜安寺へ。
私、今まで「りゅうあんじ」と読んでましたが正しくは「りょうあんじ」。
そうだったのか・・・。
石庭はきれいだけどすぐその横の庭の風景もきれいでした。
わたし的にはこっちの方が気に入りました。

「きぬかけの路」を歩いて「金閣寺」へ向かう。
きれいな名前の路なのに歩いてみると歩道は狭いし、車道は車の通行量
が多く、なんだかイライラしてきて楽しくない。

「金閣寺」到着。やっぱりここは京都一の観光スポットでしょう。
団体の観光客もおおく、外国人と思われる人も多かったです。
しかしあまりの人の多さにめまいがしそう。
キラキラの金閣寺はきれいだけどゆっくり見物なんてとてもできそうも
ありません。早々に退散。

バスに乗って少し離れた二条城に向かおうと思いましたが、直通バスは
そうとう混雑してる様子。
ここは少し回り道になるけど地下鉄烏丸線の「北大路駅」へ向かい
電車に乗って二条城へ向かいました。
開城は5時まで、しかも二の丸御殿の見学は4時までとガイドブックに書いて
あったのでちょっとあわてて駆けつけました。間に合った(^_^;

徳川家康が上洛の際の宿泊所として建てたんだとか。
宿泊所と言うにはあまりにも絢爛豪華。

ところで、持ってきてたガイドブックに載ってる二の丸御殿の内の
写真に写ってる場所がどこかと探したけど見つからない。
ようやく気が付いたのは、この本の写真は普通に撮った物を間違えて反転し
て印刷してしまったのでは?と言うことでした。
違い棚と松の絵から考えると、どう見ても実物と向きが逆なんですもん。

庭園内も見て回り出る頃には、一日よく回れたなあと言う達成感で
いっぱい!でもなんか妙に悲しくなりました。
ほんとは今回の旅はこんなにたっぷり京都を回るはずじゃなかったん
ですから・・・・。

あ、まてよ最後の最後に壬生寺(みぶでら)がある。
京都のたいてい観光地は夕方5時でおしまいのところが多い。
そんな中ここは5時半までOKとなってたので時間があれば最後に回ろうと
思ってたのです。間に合う、間に合う。
二条城から約30分くらいせっせと歩いて5時20分に壬生寺到着。
後で気が付いたけど、二条城からは電車で楽に行けたのでした・・・(^◇^;)

壬生寺は住宅地の中にぽこっとある感じ。
ここは幕末に新選組が馬術などの訓練をしたところだそうです。
近藤勇の胸像があるという壬生塚の公開は4時半までだったそうで
残念ながら見られませんでした。
それでも100年ちょっと前の幕末に思いをはせて、しばし境内を歩き回る。

京都の回りたいところはほぼ回れて大満足。
そのまま京都駅へ向かってあるきました。とりあえず京都タワーへ。
もう疲れたしお金もかかるから展望台へ行ってみる気は起きませんでした。
京都市内はいろんな由緒ある神社仏閣が多くみどころ満載だけど、どこも
入場に500円前後かかるので、いくつも回るとなると結構な出費になります。

でも疲れたしあとはおいしいコーヒーがたっぷり飲みたいな。
あたりを歩いてたら、スターバックスがあるではないの。
さっそく入って「ラテ」を注文。カフェオレみたいなものです。

最高でした。今回の旅行でこの一杯が一番おいしかったかも・・・。

後は、東京行きの夜行バスが京都駅前から21時半に出るのでそれまで
ちょっと時間つぶし。
おみやげやさんを回るうち時間はすぐに立ちました。

京都駅〜東京駅間5000円の「青春ドリーム号」というバスを今回初めて
利用してみました。普通は8000円くらいです。
安いのは通常の夜行バスより小さなバスを利用して台数限定だからだと
聞いてましたが、確かに乗ったバスはいわゆる通常の乗り合いバスでした。

通常の夜行バスだと、一つ一つの座席が離れていて狭いながらもプライバ
シーが保てるようになってるのです。
ゆったりできるように足も伸ばせるようになってるし、毛布もあるんだけど。
「青春ドリーム号」は安いけど利用は今回のみにしておこう・・・・。

バスは予定どうり21時半に出発。
朝の5時15分には東京駅手前の霞ヶ関駅に到着。
あたりは真っ暗。大半の人は終点の東京駅下車。
私はここで降りて千代田線に乗る方が帰るには都合がいい。
そして6時半には自宅に帰ってきたのでした。

維新派公演が見られなかったけど、思いがけず京都を二日かけて
まわることになり行ってみたかった所は全部回れました。
今回は京都のガイドブック持参して大正解。
京都に来たのは高校の修学旅行以来のことでまさに
「大人の修学旅行」となりました。

    (完)

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2004年10月09日

劇団四季「アイーダ」

10月9日(土)
劇団四季・ミュージカル版「アイーダ」、9日の昼公演を見ました。
大阪・MBS劇場にて。
今のところ大阪公演のみなので維新派公演観るついでに行くことにしました。

わざわざ「ミュージカル版」とただし書きが入るのは「アイーダ」といったら
ヴェルディのオペラ版がオリジナル版だからです。
こちらの方は以前舞台版を観たことがあります。
東京の代々木体育館を利用しての来日公演。
はて、どこの人が来日したんだったかもう10年以上も前のことで忘れました。
スケールの大きさがすごかったけど、チケット代も高く私の買った一番安い
席は劇場で言うなら舞台裏側から観るようなとんでもない席でありました。

今回のミュージカル版は作曲エルトン・ジョン、作詞ティム・ライス。
両者はミュージカル版「ランオンキング」を世に送り出してるいわばヒットメーカー。

今回の作品も楽しんでみてこれました。
昔の話のはずだけど現代的な衣装・美術・ダンスが何の違和感もなく
混在してるのが心地よかったです。
アムネリスの最初の人物描写が漫画的な感じもしましたが
これなら華やかなだし、わかりやすいと思いました。

この日の出演者です。
アイーダ、濱田めぐみ
ラダメス、福井昌一
アムネリス、森川美穂

あえていわせてもらうと劇団四季の公演を観ていつも気になるのは、
セリフの発音がまるで発声練習を聞いてるみたいに聞こえると言うこと。
そりゃセリフが第一。聞こえなければ何やってるのかわからないんですから
あたりまえのことですがそれでも何か不自然に感じる。
四季の場合、芝居の中でその人物になりきってしゃべってる、と言うより
やっぱり発声練習していて「良くできてます」と言いたくなるような感じなのです。
ダンスシーンも歌もしかり。

私が、四季が完璧な商品を大量生産ための工場のように感じてしまうのは
このせいなのだ・・・・。
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観劇旅行顛末記・その3

10月9日(土)
朝から雨。午前中ホテルを出てから京橋駅へ。
生まれて初めてインターネットカフェへ潜入。
旅行に出発する直前、ネットオークションに入札してた物があったので
結果の確認です。無事落札できてました。
出品者の方からのメールも来てたので返信をする。
何を買ったのかというと映画「ロード・オブ・ザ・リング」の2作目「二つの塔」の
劇場前売り券を買うとオマケについていたバッジなのです。
6種類あって全種まとめて出品されてた方がいたのでありがたかったです。

その後、京橋駅前のダイエーで買い物。
ビタミンC不足になってはいけない、とリンゴ購入(^_^)

午後1時開演のMBS劇場で劇団四季のミュージカル版「アイーダ」観劇。
作曲はエルトン・ジョンです。これは良かったです!!
「アイーダ」と言えばこれは元々はオペラ作品ですが、ストーリィはそのままで
新たに作曲された音楽と、現代的なダンスの振り付けでわかりやすい
ミュージカル作品となってました。

この後は天王寺駅下車してから前から歩いてみたかった「ジャンジャン横町」
通って通天閣へ。
天王寺の方に安いホテルがあるので以前から気になってたのですが行って
わかったけどこのあたりはどうやら肉体労働者のおっちゃん達の町のようです。

で、通天閣。東京タワーと設計者が同じとは知りませんでした。
そういや形はほぼ同じですね。
しかし通天閣の展望台は狭い!早々に出ることにしました。
おっと、そのまえにビリケンさんにさわってきました。
さわると御利益があるそうです。
キューピー人形にちょっと似てるけどもっとひねた風貌してます。

そろそろ時間が気になってたのでコスモタウン駅へ急ぐ。
午後は天気が良くなってたので今日は維新派の公演があるだろうと思ったので
すが・・・会場着いてわかったけどこの日もなんと中止。
係りの人が「他の日に振り替えます」と言ってくれたけど、延長して滞在も、
出直して大阪へ行くことも私の財力ではもはや無理なので払い戻し
してもらいました・・・・。
でも、お願いしてこの日の券は記念にもらってきました。
後で劇団HPで知りましたが8日の時点で9日の中止も決まってたようです。
なんだそうだったのかあ。
わかってればわざわざこの日、会場までこなかったのになあ。

このまま帰るのはむなしいので来るとき目に付いてた
背の高い「WCTコスモタワー」へ行ってみました。
駅構内の広告みた松本零士による「コスモワールド」を見たくて。
ビル55階からの大阪の眺めは素晴らしかったですが、
コスモワールドはモロお子ちゃま向けでした(^_^;
松本零士のアニメの世界を体験できるようになっていて「宇宙戦艦ヤマト」
の実物大?の模型があって操縦席に座れたり「銀河鉄道999」の
列車模型に座れてメーテル(人形)が登場したり・・・でした。
アニメ関係の脚本や今は手に入らないグッズの展示もありこっちの方が
興味を持てました。
しかし来てる人達は小さなお子さんづれかカップルばかり。
一人の私は肩身が狭い。
55階というと東京・六本木ヒルズの森ビルと同じ高さかな。

ホテルに帰還。明日は天気良さそうなので赤目滝へ行こうかな。
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2004年10月08日

観劇旅行顛末記その1・2

千葉から大阪の劇団維新派の野外劇が観たくて出かけたものの
みごと台風22号と鉢合わせ。
ほぼ京都観光となった旅の記録です。

その1
10月7日(木)
職場から帰ると、軽く食事してから急いで身支度して出発。
新宿バスターミナル23時15分発、奈良県五条行きの夜行バスに乗車。
天気予報では台風22号が近づいてる模様。
週間天気予報を観るたび今回の旅は思うように回れないかも、と数日前から
気が進まなかったのです。
こんな気持ちのまま出かける旅は初めてのことでした。
やれやれこの旅、どんなことになる事やら。

その2
10月8日(金)
天気が良ければ奈良県桜井駅前でバスを降り、近鉄大阪線に乗って
「赤目口駅」下車、赤目四八滝へ行きたかったのだけど・・・。
(赤目滝 http://www.e-net.or.jp/user/akame48f/
三年前にも一度行ったのですが、行く数日前に大型台風通過。
途中で落石があったとかで最奥の滝まで行かれなかったのです。
予報では奈良県の雨の降る確率50パーセント。
雨が降ってたら渓流歩きは無理だろうな・・・・多少の雨なら歩けるかも、
と考えつつうつらうつら・・・・・・。

気が付くともう朝の七時過ぎ。
本来ならとっくに桜井駅に到着してるはずなのに。
最初に停車の天理駅少し手前で自動車事故があり、その処理の通行止めの
ため約2時間もバスは停車。
外は土砂降り、こりゃー赤目滝は無理だわ。
桜井駅で降りるつもりだったけど急きょ予定変更。
8時ちょっとすぎ手前の天理駅で降りて京都へ向かいました。
持ってきた京都のガイドブックを開いてさて、どこを回ろうかなと考える。
こういうのって結構楽しい。

京都駅到着。やー、やっと着いたね京都!高校の修学旅行以来です。
歩いても約30分とガイドブックに書いてあった三十三間堂へ向かう。
途中みつけた小さなお稲荷さんに旅の無事を祈願。
30分なら軽い、と思ったのに重いリュック背負ったまま雨の中歩くのは結構
しんどい。

三十三間堂。約500体あるという千手観音様が整然と並んでるのは見事。
建物の天井にわずかに残ってる模様をながめる。
雨の日にここを訪れるのは趣がある感じです。

ここを出るとすぐ斜め向かいの京都国立博物館へ。
ゆっくり観てる時間はないので常設展だけ観るつもりで入館。
私は東京国立博物館のパスポート会員になってるので会員証持って来てれ
ば常設展なら無料で観られたのになと、ちょっと残念。
東京に比べるとこれはと思う展示品もほとんどなく、展示スペースも少ないの
でびっくり。

一枚記憶に残ったのは白菊が咲きほこる中に少年がすわる風景の屏風。
なにかの故事を元に描かれたらしい。
書いてあった解説によると時の権力者の寵愛をうけてた美少年が、周囲の人々
の嫉妬をあつめそのせいで遠方の地だか離れ小島に流された。
少年は自らに術をかけ、その後もずっと若く美しいままだったそうな。

そのあと五条坂めざし歩く。
途中の分かれ道で五条坂をそのまま歩くか「茶わん坂」を通って清水寺へい
くかどっちにするか迷うところ。
五条坂は土産店がつらなってにぎやからしいし、茶わん坂は静からしい。
今は土産品を買う気は全くないので茶わん坂を選ぶ。

清水寺。
ここへ来ると京都へ来たんだなあと言う気持ちでいっぱいに。
「清水の舞台から飛び降りた気持ちで」なんて言葉があるけど、ここから無事
飛び降りられれば願いがかなうというので江戸時代からほんとに飛び降りる
人が何人もいたんだそうです。
清水の舞台からしたに見えるは「音羽の滝」。
御利益があるというこの水もちゃんと飲んできました。

清水寺を後にして、清水坂通って、目印の「七味屋本舗」の横の「三年坂」
の石の階段を下りる。雨は降ってるけどなんかいい感じ。
「二年坂」を通るつもりが行き過ぎて気がついたら「八坂通り」を歩いてた。
しかしこの「八坂通り」から見える五重塔がきれいでした。
これは「八坂の塔」。
さらに高台寺通り別名「ねねの道」をとうり横の「石塀小道」へはいる。
石畳の道の両側に、下が石で上が板の和風の塀が続く。

午後2時お目当ての「ひさご」に到着。
このお店で有名な親子丼を注文。注文したときお店の人が
山椒をかけてもいいかどうか聞いてきたのでちょっと迷ったけど
かけるのがこのお店のスタイルならかけてもらおうと思ってOKしました。
別の席の女の子は断ってたけど。
山椒って独特の風味がありますものね。

大丈夫かなあと思ったけど、なかなかおつなお味でした。
悪くなかったです。
ここのはふつうの親子丼よりちょっと汁気があると思いました。
鶏肉は柔らかでおいしかったです。

銀閣寺へ向かうため店を出てからバス停へ。
市バスは京都市内ならどこまで行っても220円。今回は買わなかったけど
何回でも乗り降り可能の一日乗車券は500円なのであちこち回るつもり
ならこれを買うのもおすすめです。

ほんとによく降る雨だ。
銀閣寺へ行くが、入場券が家内安全・開運招福のお札になってるのがおも
しろい。
銀閣というけど銀箔貼るつもりだったのかどうかわからないそうだけど
そんなキンキラにしないでも、ここはこれで良かったと思う。

銀閣寺を出てすぐ「哲学の道」を歩く。
小さな川の流沿いの約2キロの小道で昔、京都大学の哲学の先生が思索に
耽りながら歩いたのでこの名前があるそうだ。
春は桜の名所でもあるらしい。
人とすれ違うのは難しいくらいの狭い小道だけど、平日だし天気悪いせいか
ほとんど人とすれ違う事なく歩けたのがうれしい。

バスに乗ってから京都駅へ戻り大阪へ。
森ノ宮駅近くのホテル・アピオ大阪へチェックイン。
駅から近い・安い(シングル素泊まり4800円)・きれいなので大阪滞在の時は
毎回ここを利用してます。次の日も泊まる予定。

出直してコスモタウン駅下車。
維新派公演会場へ向かいましたが、場所が全くわからない。見回しても駅の周
辺は全く建物がないし、暗くなってるから周りの様子がさっぱり分からない。
駅に案内の人が立ってたっていいくらいなのに。
人の流れがあったのでこの人達も公演観に来た人達かな?とついていってみた
ら何かのコンサートらしい。
さんざん歩き回ってやっと会場にたどり着いたらなんだか暗い。明かりがつてないのは・・・・・とりあえず受け付けらしきところへ行ったら公演中止だそうな。
私の後もパラパラとお客さんは来てましたが、そんなに多くはない。
みなさん、公演中止どこでしったのかなあ。
駅の近くにお知らせの表示も、中止を知らせてくれる人も居なかったのに。
電話してみるという手もあるけど、普通は雨降っても野外劇はやる物だから
事前に問い合わせしてみるという考えは私にはその時浮かばなかった
のでした。

さて、こうなるとどこかで夕飯食べるという気にもならないので、ホテル近くの
コンビニで食料品買い込んでホテルの部屋で一人簡単な晩餐。
部屋には電気ポットがあるのでこれでお湯が自由に使えるのがうれしい。
珈琲やカップスープが飲めますもの(^_^)
以前来たときはなかったけど、ホテルの部屋には小さな冷蔵庫が置かれて
食料保管用に自由に使えるようになっていたのがうれしい。
バターを買ってきたので入れておく。
その後ゆっくり入浴し、就寝。・・・・・やれやれ。

posted by みどり at 00:00| Comment(3) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする