水谷一子ワイヤーアート展@ 桑名市 レストラン・イルフェボウ
3/8(木)〜4/24(火)
http://ilfaitbeau.jp/4月10日㈫
名古屋市美術館を出て、大須観音を見に行って、この近くで
名古屋の友人と合流する予定でした。
たまたま3月に、この友人に東京で会ったときに、桑名市の
レストラン・イルフェボウ
でのワイヤーアート作家水谷一子(みずたにはじめこ)さんの個展を
見に行く話をしたところ、一緒に行ってくれるという事になったのです。
この友人は、美術館関係の仕事をしていてアートにはとても
詳しい。
しかもありがたいことに、自家用車で私を拾ってくれて
桑名市のイルフェボウまで連れてってくれるという事になりました。
イルフェボウは知り合いがやっているお店で、すでに何度も行っているとのこと。
なんと頼もしい!
今回は、たまたま友人の都合が空いていたのでこういうことに
なりましたが、そうでなければもちろん私一人でイルフェボウ
へ行くつもりでした。
調べてみるとイルフェボウは、住宅街の中にありとてもアクセスが悪い。
最寄駅は桑名駅ですが、駅から歩いても45分ほどかかるらしい。
名古屋駅から桑名行のバスが出ていて、これに乗って約35分。
最寄りのバス停「新西方三丁目」で降りて、徒歩10分でお店に
着くらしいのは調べてわかりました。
一人で行くならこのルートで行くつもりでした。
当日連絡をもらって大須観音近くの道で、車で来ていた友人と
合流。
車の中にもう一人。
なんと、水谷一子さんでした。
友人はすでに仕事がらみで知り合いでもあった水谷さんと、連絡を
とってくれて、今回ランチをご一緒できることになったのです。
水谷さんとお会いできるとは、私はこの時まで全く知りませんでした。
ところで私が水谷一子さんの作品を初めて知ったのは2016年の
名古屋市美術館で開催された「ポジション2016 アートとクラフトの蜜月」
を見に行ったときでした。
2016年1月5日[火]−2月21日[日]開催
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/history/history_2015なんで観ていたかというと、2016年2月にアートフェア「アート名古屋」
があってそれを見に行ったついで、でした。
一部写真撮影OKでした。
館内に水谷さんの作品が。
しかも美術館の売店で、水谷さんのワイヤーアート作品が販売されて
いて、ひとめぼれし1点購入していました。
正確には見に行った日にとても気になり、忘れられなくて
翌日もう一度行って、購入したのでした。
全部で5点販売されてたかな。
最初に観に行ったときは、2点残っていて翌日(この展覧会の最終日)
行ったときにはもう最後の1点になっていました。
猫の作品でした。
初めてお会いしましたが、とても気さくなお人柄。
この日は、いろいろとお話を伺えることになりました。
車は桑名市に入り、住宅街の中へ。
看板は出ているものの、言われなければそれと気が付かない
くらい普通の建物でした。
木々の葉っぱの間に「顔」が見えるでしょうか。
水谷さんの作品がありました。
店内は3つのエリアに分かれていて、2つは飲食スペース、1つは展示エリアになっていました。
もちろん今回は水谷さんの作品が、あちこちに。
うっかり見逃しそうなのは、トイレの中。
こちらにも可愛い猫がおりましたよ。
一通り作品を拝見し、作品についての話を水谷さんから伺うことができました。
猫の目は青くなっているのですが、以前はディッップアートに手法で作っていたが、
最近ではレジンを使用されているとこのこと。
照明もとても大事、展示する場所によって照明が意図したように使えるかどうか。
水谷さんのワイヤーアートは、まるで一筆描きのようです。
どういう作品をつくるか、スケッチしてから使える「線」を選ぶけど、最近では
スケッチをしないでいきなり作り始めることもあるそうです。
今回もそうですが、ワイヤーアートを写真に撮ろうとすると、背景と混じってしまいとても見ずらい写真になってしまいます。
観ているときは、ちゃんと見えているのに。
人間の目は、見たいものだけ周囲や、背景から抽出して観ているようです。
そしてうれしいことに、水谷さんは大の宝塚歌劇のファンだと知りました!
お互い「ポーの一族」を観ていたので、そのことでも大いに盛り上がってしまいました。
ランチのコースがいくつかあって、私はBコースを予約していていました。
以下、お料理の写真をご紹介。
店内の照明器具や、食器にもお店の方のセンスの良さとこだわりが感じられました。
お料理もとてもおいしい。
量は男性の方には、少々物足りないかもしれません。
最後に三人で記念撮影。
左から、水谷さん、私、私の友人です。
食事の後は、友人、水谷さんと私の三人で名古屋市内のギャラリーを二軒回りましたが、そのお話はまた後日に。